羽川豊の視点 Weekly Watch
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松山英樹は勝つための準備が整ってきたと見ていい カギは懸案であるパット
松山英樹が先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で9位になり、2022-23年シーズン初のトップ10入りを決めました。 8打差15位タイ発進の最終日は、前半に4連続を含む6バーディ…
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日本6選手がそろうLPGAツアーは面白くなる! 今年から勝みなみ、西村優菜も参戦
PGAツアーでジョン・ラーム(スペイン)の勢いが止まりません。 ハワイで行われた2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に勝つと、1週休んで先週の「ザ・アメリカンエキ…
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松山英樹は焦る必要ナシ! ハワイで2戦とも最終日不発だが経験・実績ともに豊富にある
PGAツアー参戦10年目を迎えた松山英樹が、米ハワイ州で2週続けて最終日にスコアを伸ばしきれずに終わりました。 初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は9位タイ発進の4日目に…
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松山英樹は21位で2023年スタート…米ツアー参戦10年目は「今までにないミス」に要注意
PGAツアーは先週のハワイで行われた「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で早くも2023年がスタートしました。 そこで改めて勝つ難しさと怖さを思い知らされました。 大会…
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国内男子プロたちは“常識覆す快挙”がファンを熱狂させることを忘れてはいけない
今年の日本男子ツアーは若手の活躍で大いに盛り上がり、来年につながる好材料が多かったと言えます。 アマチュアだった蝉川泰果(21)が「パナソニックオープン」「日本オープン」と史上初のアマ2勝を…
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オフにスイングを大きく変えてはいけない 練習と試合では感覚がまったく違う
日本のプロゴルファーは男女ともすべての試合、最終QTが終わってオフに突入し、ホッと一息ついているころです。この時期は、練習よりもスポンサーへの挨拶回りやイベント出席で忙しいでしょう。 そして…
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海外挑戦はゴルフのスケールが大きくなる ただし適応に時間を要しても、自身を見失わないで
いま日本選手の海外挑戦への道が、広がりを見せています。 来季からのLPGAツアー参戦を目指した勝みなみは最終予選会5位でツアーカードを獲得。西村優菜も24位で、限定出場ながらチャンスをつかみ…
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谷原秀人連覇のJTカップにみる ベテラン&若手が盛り上げるツアーに明るい兆し
今季男子ツアーの総決算でもある「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は、賞金ランク上位選手が集結し見どころ十分でした。 ただ、12月開催で気温が下がり、気象条件が厳しい中で例年大会が行われます。 …
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プロのオフは基本に戻って戦える体づくりから 成績が止まった時がシグナル
日本のゴルフツアーは女子プロもシニアプロも先週の大会で今季すべての日程を終え、残った試合は男子プロの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」だけです。 これからプロは来春までオフに入りますが、…
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比嘉一貴4勝目の原動力は日本オープンでの悔しさ 集中力がより増し終始冷静だった
先週の「ダンロップフェニックス」で今季4勝目を挙げ、初の賞金王タイトルに大きく近づいた比嘉一貴は集中力がより増してきました。ラウンド中はニコリともしないで、終始冷静でした。 やはり、「日本オ…
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石川遼が約3年ぶりツアーV 30代の彼が勝つことで若手とベテラン双方に相乗効果が
先週の男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」は石川遼が2年11カ月ぶりに優勝しました。 最終日は風が吹き、さらに気温が下がり、試合終盤には冷たい雨まで降りだすなど悪条件が重なりました…
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極限の一打がファンを魅了する 堀川未来夢らの攻めるプレーが男子ツアー人気復活の起爆剤
堀川未来夢が今季2勝目(通算4勝目)を挙げた先週の「マイナビABCチャンピオンシップ」最終日は、男子プロが終盤に数々のスーパーショットを見せてくれました。 最終18番パー5でリーダーに立って…
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キンクミ11年ぶりVに感動! 悔しさとノウハウ積み重ねた“カムバックしたプロ”の強さ
33歳になった金田久美子が11年ぶりに先週の「三菱電機レディス」でツアー2勝目を挙げました。 プロはアマチュアがマネできないプレーを見せてファンに驚きや感動を与えるのが仕事ですが、優勝が決ま…
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東北福祉大・蝉川泰果の史上初アマ2勝 国内男子ツアーのゴルフ内容は大きく変わる
先週の「日本オープン」は東北福祉大学4年生のアマチュア蝉川泰果が初日から首位の座をキープしたまま逃げ切り、第1回大会から95年ぶりにアマチュア優勝を遂げました。 9月の「パナソニックオープン…
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ZOZO選手権4日間で海外選手との差を痛感 日本人プロの今後の課題が明確に
日本で唯一開催されるPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」には、ツアーメンバーで前年覇者の松山英樹のほかに15人の日本人プロが出場しました。 しかし、なかなか優勝争いに加わることができま…
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渋野日向子が今季5度目のトップ10入り 信念を曲げない“芯の強さ”がゴルフに生きている
先週の「LPGAメディヒール選手権」最終日は5打差3位発進の渋野日向子が71で回り8位。 LPGAツアー2勝目には手が届きませんでしたが、8月の「AIG全英女子オープン」3位以来、今季5度目…
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粘り強さ光る勝みなみ、観客魅了した河本力 若手に浸透した「自分もできる」の気持ち
勝みなみが史上3人目の連覇を遂げた今年の日本女子オープンは、会場となった紫CCすみれC(千葉)の特徴がよく生かされており見ごたえのある試合でした。 会場はフェアウエーこそ広々としているのです…
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東北福祉大の蝉川泰果で史上6人目 男子ツアーのアマ優勝はもはや珍しくない
先週の男子ツアー「パナソニックオープン」は東北福祉大4年の蝉川泰果が最終日に66で回り、史上6人目のアマチュア優勝を挙げました。前年大会もアマだった中島啓太が勝っており、ツアー競技でのアマの活躍は、…
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女子ツアーは新人の勢い止まらず 尾関彩美悠はすでに勝つためのゴルフを身に付けている
プレーオフにもつれた先週の男子ツアー「ANAオープン」は大槻智春の劇的なチップインイーグルで幕を閉じました。 ギャラリースタンドの観客が「その瞬間」を目撃して立ち上がり、誰もが想像しなかった…
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19歳のルーキー川崎春花の初メジャー&ツアー初優勝は何も不思議ではない
今年の「日本女子プロゴルフ選手権」は、昨年のプロテストに合格したばかりのルーキー川崎春花が、記録ずくめのツアー初優勝を挙げて大きな話題になりました。 大会最年少優勝(19歳133日)。予選会…