著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

竹田麗央へ…米挑戦を迷っているなら「前へ出ろ!」 飛距離、ショットの精度は十分対応できる

公開日: 更新日:

 日本女子オープンに優勝した竹田麗央(21)が、来季の米女子ツアー参戦を懸けた12月の最終予選会出場を示唆しました。本人はまだ決めかねているようですが、飛距離、ショットの精度は十分対応できる力があります。ぜひチャレンジして欲しい。「迷ったときは前に出ろ!」です。

 すでに岩井明愛・千怜(22)姉妹が同予選会挑戦を表明し、原英莉花(25)、神谷そら(21)も10月の2次予選会から受験します。

 男子は金谷拓実(26)が、米下部ツアーの2次予選会から出場権を狙います。当コラムで何度か語ってきましたが、海外ツアーを目指す流れは加速するばかりでしょう。

 竹田は国内公式戦を2連勝したことで5年シードを獲得。これが最終予選会の受験を考える一因になったようです。4月の初勝利から約5カ月で7勝も挙げましたが、好調がこの先どこまで続くかわかりません。今年はおもしろいように勝てても、オフの間に新しいことを取り入れたり、スイングを変えたことで、翌年は勢いがパッタリと止まることも多々ある。年齢が若くても故障をしない保証もありません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"