ワンニャンのSOS
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獣医師への相談は“はじめの一歩”…ペットの埋葬、私の考え方を紹介します
前回は、可愛がっていたペットが亡くなったときの対応について紹介しました。看取って火葬が済んだら、埋葬になります。自宅の庭などに墓を建てるスペースがあれば問題ありませんが、マンション住まいだとそうもい…
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在宅で看取ったワンちゃんネコちゃんの遺体が汚れた時の対応は?
先日、獣医師仲間と話をすると、仲間の飼い主さんは愛猫を亡くし、汚れてしまった死骸に戸惑ったということを耳にしました。ペットを看取ったことがないと、十分考えられる話です。 ワンちゃんやネコちゃ…
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フジ「めざましテレビ」で死亡事故騒動…ペット動画の“仕込み”&“ヤラセ”と事故リスク
SNSにワンちゃんやネコちゃんのかわいいしぐさを投稿する飼い主さんは少なくありません。その愛らしい姿に癒やされるファンもいるでしょう。動物の投稿が相次ぐ中、テレビ番組でワンちゃんを紹介するコーナーで…
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犬も猫も「耳血腫」を発症するが、猫は手術になりやすい
ワンちゃんやネコちゃんの耳が蒸れると、マラセチア菌などが増殖し、耳をかゆがって脚でかくことがあります。ワンちゃんだと、旅行で川遊びしたことで発症することも少なくありません。ネコちゃんでは、それとは別…
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動物病院を替えたら薬が効くようになったのは一体なぜ?
「先生の説明を守って薬を飲ませたら、よく効きました。前の病院では効かなかったのに、なぜでしょう?」 初めて来られた飼い主さんがしばらくしてこんなことをおっしゃいました。当院ではよくあることです…
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「セカンドオピニオンの注意点」複数の病院を天秤にかけて受診の“いいとこ取り”はNG
病気の治療や症状などに疑問があれば、セカンドオピニオンを求めることがあると思います。ペットでも珍しくありません。しかし、その行動の取り方によっては、あまりよい印象を持たれないことがあります。 …
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介護する飼い主もつらい…病気で苦しむ老ペットの“晩年の問題”
高齢者が介護状態になり、家族で世話をしきれなくなると、介護施設への入居を考えると思います。その施設にはいくつか種類があり、中でも公的な特別養護老人ホームは費用が安く、入居するのは大変です。実はペット…
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台風や地震…災害時のペットとの避難の心得とケア、自宅待機と避難所どうする?
台風7号が接近した16日は、お盆休みの終盤だったこともあり都心はガラガラでした。かかりつけの飼い主さんも在宅勤務や自宅待機で様子を見ていたケースも少なくなかったようです。 そこで、今週は台風…
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ワンちゃんネコちゃんも熱中症には要注意! 皮下補液なら脱水は数分で解消する
この夏は歴史的な猛暑で、各地で40度近い体温超えの暑い日が相次いでいます。そうなると怖いのが熱中症です。飼い主さんも大変ですが、ワンちゃんやネコちゃんも注意してください。 人は大量の発汗から…
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愛犬とのマイカー旅行を楽しむために…事前の準備と注意するべき点
ワンちゃんの飼い主さんは、夏休みに愛犬を連れての国内旅行を計画しているかもしれません。今回は、その注意点を紹介します。 まず移動はマイカーでケージなどは必須。狂犬病ワクチンの接種証明書か、登…
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「猫への輸血」には犬とは違うハードルの高さが…実は採血も難しい
前回はワンちゃんの輸血事情についてお話ししました。今回は、ネコちゃんの輸血について紹介しましょう。結論からいうと、ネコちゃんはワンちゃんのように簡単ではありません。 たとえば、がんの治療など…
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何匹ものワンちゃんの命を救う「輸血供給犬」の大きな功績
ワンちゃんやネコちゃんの血液型判定キットが輸入販売されています。動物病院によっては、ごくごくまれに「血液型を調べて、知っておくと役立ちますよ」といった感じで飼い主さんに勧められることもあるかもしれま…
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犬や猫の目ヤニ、耳のかゆみ…夏の症状はコレでよくなる
この時季は、ワンちゃんもネコちゃんも、目ヤニが増えることがあります。エアコンによる乾燥が原因で、ネコちゃんの方がひどくなりやすい傾向です。涙が乾くと、ゼリー状になり、目の際に付着。それが涙の分泌口を…
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皮膚におでき、イボが…麻酔下切除や病理検査に誘導する動物病院の狙い
ネコちゃんもワンちゃんも、皮膚におできのようなものができて気にすることがあります。当院でも、かかりつけの飼い主さんが「これは何ですか?」とわが子を心配して受診されることが少なくありません。そういうか…
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ネコちゃんワンちゃンの採血部位はどこが適切? 動物にストレスを与えないことが最優先
昨年4月から国家資格になった「愛玩動物看護師」の仕事のひとつに「保定」があります。保定とは、動物を動かないようにして獣医師が速やかに治療できるようにするための押さえ方のこと。大学や専門学校などでは、…
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治療中にパニックになるペットも…防ぐには飼い主の付き添いが効果的
この連載の読者さんは定期的に動物病院にかかっていると思いますが、中には去勢や避妊の手術を受けてから疎遠になる飼い主さんもいます。自宅でおかしなそぶりを見せなければ、それでよいかもしれませんが、問題は…
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室内飼育のネコが引き起こす「日光過敏症」…動物病院の高額な検査誘導を回避するひと言
紫外線が気になる季節になりました。サングラスや日焼け止めなどで対策している飼い主さんは少なくないでしょう。実はこの時季、完全室内飼育のネコちゃんが紫外線のトラブルに襲われることがよくあります。今回は…
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ワンちゃんやネコちゃんの歯石除去、歯周ポケット治療は麻酔ナシでできる可能性が
ワンちゃんもネコちゃんも、シニアになると歯のトラブルが増えます。先日、ウチのスタッフが友人から相談を受けたのも、歯周病に関するものでした。ザックリと内容をまとめてみると、以下の通りです。 ワ…
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犬や猫の糖尿病は1型と決めつけず、インスリン投与量を調整する
生活習慣病で悩むヒトが増えているように、生活習慣病を患うペットも増えています。先日、飼い主さんが連れて来られた10歳のワンちゃんもそうでした。 「水をガブ飲みして、すぐオシッコするんです」 …
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大事なペットが突然体調を崩して…緊急受診は症状次第では時間調整が必要
大事なわが子が大変で……。ネコちゃんやワンちゃんがぐったりして体調を崩すと、慌ててかかりつけ医に連絡される方がいます。その気持ちは分かりますが、電話などでは慌てずに事情を説明してもらえると緊急の受診…