飼い主を悩ませるかかりつけ医と専門病院の連携の悪さ…転院するときは報告を

公開日: 更新日:

 ヒトも動物も年を取ると、病気やケガをしやすくなります。大病も珍しくなく、大がかりな手術となると、手術を行う総合病院とふだんの診療を担うクリニックとの綿密な連携が不可欠です。それはヒトも動物も変わりません。今回は、それに関連するお話を紹介します。

 あるシニアのワンちゃんは、加齢による心臓疾患で薬を処方していましたが、飼い主さんが引っ越すことに。同じ都内でも、とても当院に通院できる距離ではなく、これまでの病状や治療状況、服薬情報などを添えて引っ越し先の近くの動物病院に転院されました。その飼い主さんがずいぶん時間がたって3回、相談に来られたのです。

 話を聞くと、転院先の勧めですぐに心臓疾患の専門病院を紹介されて手術を実施。その結果、心臓の状態が改善し、私が処方していた薬ではなく、術後のケアを目的とする処方に変わったそうです。最初の相談はその薬についてでした。

 飼い主さんとしては、手術が成功すれば薬は不要になると思ったようですが、そんなことはありません。術後に薬の種類を変えて処方されることはよくあります。1回目の相談時は、その薬についての説明が不十分だったようで、そこを説明して終了しました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横綱豊昇龍の休場より気がかりな“心の不調”…不眠と食欲減退で体重約10キロ減の不安

  2. 2

    消費税減税打ち切り時の現金支給案に経済界が不満「結局は時間とコストのムダ」

  3. 3

    内閣改造で浮上「自民裏金議員」起用案 永田町でささやかれる入閣候補4人の名前

  4. 4

    庶民は景気悪化に身構えている お気楽なものだ「官邸おこもり」首相動静

  5. 5

    女優・朝岡実嶺さん15年ぶりに舞台出演「亡き夫はどこかで見守っていると思います」

  1. 6

    井伊直政(4)超ブラックな家風 昔から家臣が少ない

  2. 7

    橋本愛の「れなちゃん」呼びが反響…のん“テレビから干された”10年で「あまちゃん女優」脱し独自ブランド確立

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  5. 10

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由