独白 愉快な“病人”たち
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俳優・真夏竜さん語る「進行性胃がんと闘って得たもの」
2004年秋に「進行性胃がん」で「余命半年」と宣告されたんですけれど、あれからもう13年経ちましたね(笑い)。 当時、胃の痛みを感じながら舞台に出ておりました。稽古中から胃壁を指でつつかれる…
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3年前に脳出血 ビリー・バンバン菅原孝「毎日がリハビリ」
朝、トイレでボーッとしているとき、突然、前のめりに倒れたんです。痛みはなかったのですが、手にも足にもまったく力が入らない。自分の体に何が起こったのかが分からないまま、ただ床に転がっていることしかでき…
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B型肝炎と共に30年 石川ひとみさんが語る偏見との格闘
「B型肝炎」は、咳やくしゃみでは感染しません。もちろん、握手などでうつるはずもないんですけど、当時はいろいろな誤解があってつらい思いもしました。 今でも誤解されている人はいると思いますが、そこ…
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横森理香さんは「更年期障害」とどう向き合ってきたのか
33歳で大きめの子宮筋腫が見つかって以来、経血量が多い月経過多に苦しんでいました。40代後半からは過長月経になり、普通なら1週間前後で終わる生理が1カ月以上続いたりしていたのです。その上、更年期を迎…
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6年前に結核患い…JOYさんは仕事との向き合い方を変えた
今から6年前、忘れもしない2011年3月2日の深夜に自分で救急車を呼び、「結核」と診断されて即入院になりました。見せられた肺のレントゲン写真は、両肺とも真っ白だったことを覚えています。医師に「よくこ…
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アレルギー発症でどん底 岡村咲さん支えたゴルフへの情熱
異変が起こったのは、17歳のときでした。急に風邪をひきやすくなったんです。それまでは周りがひいていても自分だけは大丈夫なことが多かったのに、「何で?」と思ったのが最初です。 そのうち、体育の…
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ライブ続行で荒療治…円広志さん「パニック障害」を語る
「パニック障害」と診断されるまでが苦しかったですね。診断されたときはホッとしました。「気持ちの問題じゃなくて病気なんだ」とわかって、とてもうれしかったんです。 この病気は、脳の中の不安や危険を…
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夫の言葉に導かれ だいたひかるさん「乳がん闘病」を語る
自分の知る限り、“がん家系”ではありませんでした。だから「乳がん」と診断されたときは、本当に自分の身に起こったことなのか、にわかには理解できませんでした。でも、後で「どんな人ががんになりやすいのか」…
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磯野貴理子さん独白 脳梗塞で「まだ死にたくない」と痛感
あの日、救急搬送されて病院に着いた後のことは、あまり覚えてないんです。でも、応急処置が終わって医師に肩をポンポンと叩かれて、「あなたは脳梗塞ですよ」と言われたとき、「ふ~ん」と思ったことは覚えていま…
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美容ジャーナリスト山崎多賀子さん 乳がん闘病記が自分の心のリハビリに
44歳の時、婦人科の女性検診で乳がんが見つかりました。胸にしこりもなく、体調が悪かったわけでもなく、まだ40代の自分が乳がんになるとは思ってもいなかった中での告知……。まさに青天の霹靂でしたが、主治…
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尻もちで異変…河合美智子さん語る「脳出血」の一部始終
去年の8月13日、「脳出血」で救急搬送されました。でも、自分自身は「何で救急車呼ぶの?」と思っていたくらい普通だったんです……。 その日は、夜にクルマで知り合いの監督が手がけていた自主映画の…
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病気で関節が変形 キャシー中島さんが悩んだ「握手が痛い」
「ヘバーデン結節」という病気になったのは、20年ほど前、45歳のときでした。手指の第1関節に瘤ができて激しく痛み、変形してしまう病気です。右手の小指から始まって、時間を置きながら一本ずつ移っていくよう…
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腹痛で命の危機 堀ちえみさん救った“念のため”の胃カメラ
今はすっかり元気にしていますけど、当時は本当に命の危機でした。家族は、医師から「この3日間がヤマです」と言われたそうですから……。 病気は突然でした。2001年、4番目の子どもが生まれて10…
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虚弱体質から日本代表へ 大山加奈さん喘息との付き合い方
物心ついた2~3歳の頃には、すでに「喘息」でした。発作が出ると急いで吸入をするのですが、つらくてつらくて……。いつ発作が起きるかわからず、常に吸入器をそばに置いておくような状態でした。発作が起こると…
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あの“天才子役”間下このみさん 妊娠中相次いだ難病を語る
「抗リン脂質抗体症候群」という病気はあまり知られていません。10年前、私が診断された時は、今よりもっと知られていない新たな難病で、症例が少なく、治療法や薬が確立していない状況でした。 この病気…
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原千晶さん「後悔」 子宮頚がん・子宮体がん闘病を全激白
「子宮頚がん」に対して、あまりにも無知でした。「子宮体がん」になって事の大きさに気づくなんて、本当にバカだったと今は思います。がんの治療はひとり静かに耐えられるものではなく、泣き叫んだり、人に当たった…
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胃がん経験した横島亘さん 「患者は黙ってちゃいけない」
2011年の4月、胃がんの初期と告知されて、腹腔鏡手術で胃の3分の2を切除する手術を受けました。医師からは「1週間でゴルフもできますよ」なんて言われて、「なんだ、そんなもんか」と気楽に考えていたんで…
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メモ持参で迷い払拭 園田マイコさん流「乳がんとの向き合い方」
乳がんと診断されたのは、2008年10月でした。母が乳がんを発症していたので、「もしかしたら、自分も……」という気持ちがあって、普段からよくリンパに近い脇の下あたりを自己触診していたんです。その日、…
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大谷昭宏さん 病気で「死」に対する心持ちが変わった
自分が肝内胆管がんなのだと分かったときは、正直「やばい」という思いはありました。といっても遺書を書くなんてことは考えなかったですけど、「自分の死」を身近に感じたことは確かです。 幸い早期に見…
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相島一之さん 痔のクリニックで「厄介な病気」と言われ…
「GIST」という耳馴染みのない病気になりまして、手術からもう8年になります。ありがたいことに今は何事もなかったかのように過ごしていますが、一時は「死ぬのかな」なんてことを思ったりもしました。 …
