3年前に脳出血 ビリー・バンバン菅原孝「毎日がリハビリ」

公開日: 更新日:

 朝、トイレでボーッとしているとき、突然、前のめりに倒れたんです。痛みはなかったのですが、手にも足にもまったく力が入らない。自分の体に何が起こったのかが分からないまま、ただ床に転がっていることしかできませんでした。3年前の7月の話です。

 高血圧が原因の脳出血だったわけですが、救急車で搬送され、集中治療室に入り、血流を改善する薬の点滴治療を受けました。

 治療を受けている最中、不安な気持ちのまま「どうして?」という思いにかられました。それまで人一倍、体を気遣って、1日90分のジョギングや腹筋を欠かさずに実践していたんです。食事にも気を付けていたし、年に1度の人間ドックも続けていました。こういうと「健康オタク」ととられるかもしれませんが、そういうことではなく、運動が好き、食事にこだわるのが好きという性分で、自然とそうなっていたんです。実際、この病気になるまでは、健康保険証を使ったことがなかったですしね。

 また、僕らの仕事は体が資本とも感じていました。ステージでもレコーディングでも体力を使うし、体調を崩すと大勢のスタッフに迷惑をかける。体を大切にするのは仕事のひとつだと無意識に考えていたのかもしれません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし