役に立つオモシロ医学論文
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妊娠中に携帯電話を頻繁に使うと子供の言語能力が高く?
妊娠中の携帯電話やスマートフォンの使用が胎児にどのような影響を与えるのかに関して、一定の見解は得られていないようです。過去には妊娠中の携帯電話使用が、出生した子供の問題行動に関連するという研究も報告…
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夫が高血圧だと妻も高血圧になりやすい
生活習慣病として知られる高血圧ですが、その発症要因は多岐にわたります。主なものとして、遺伝的要因や、食習慣・喫煙などの環境的要因が挙げられます。 夫婦は一般的には遺伝的要因を共有しておらず無…
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砂糖の過剰摂取は「うつ病になりやすい」は本当か?
砂糖の摂取量が多いと、うつ病の発症リスクが増加する可能性を示した研究は過去に複数報告されています。そのメカニズムは、砂糖のような糖質を過剰に摂取することで体のホルモンバランスが乱れ、それが精神状態に…
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短時間の過度な飲酒で外傷リスクが25倍に増える
「飲酒」は転倒や事故など、外傷を受けるリスクが高まるといえます。当たり前のように思うかもしれませんが、世界的に見てみると10~20代の若年層において、アルコール過剰摂取を原因とする死亡は年間32万人に…
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カロリーオフ食品にダイエット効果はあるのか?
カロリーオフをうたう食品は数多くあります。特にシュガーレスとかノンシュガーといわれるような、砂糖を使用せず、人工甘味料を使った食品や飲料にはダイエット効果が期待できると思われるでしょう。しかし、人工…
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全身温熱療法でうつ病の症状が改善するのか?
ストレス社会といわれる現代において、うつ病のような精神疾患はもはや特別な病気ではありません。程度の差はあれ、抑うつ症状を経験したことがある人は少なくないように思います。 過去の研究によると、…
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中年太りはヘルシーエイジングを低下させる
成人してから中年期にかけて、体重増加に悩む人も多いはずです。俗にいう「中年太り」ですが、基礎代謝量や運動量の低下、ホルモンバランスなどさまざまな要因が関与していると思われます。 最近ではアン…
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死別や同居…家族構成の変化で脳卒中リスクが増加する?
過去の研究論文によれば、離婚や、配偶者を亡くすなどによる家族構成の変化は、健康にさまざまな影響を与えることが報告されています。しかしながら、親と同居を始めるなど、家族の人数が増えるような変化と健康へ…
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仕事のストレスで「うつ病」発症リスクが1.7倍に
うつ病の発症要因に「職場のストレス」が挙げられます。体調に大きな変化はなくとも、職場で感じるストレスはあまり良いものではありません。 このような職業性ストレスが精神状態に与える影響を検討する…
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800人のデータで分かった最も良い印象を与える笑顔とは?
コミュニケーションにおいて、言葉を用いない感情の表現、たとえば顔の表情であるとか、しぐさなども重要な要素といえるでしょう。程度の差はあれ、私たちは相手の表情などから、その場の雰囲気やその人との関係性…
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毎日朝食を取らない人は心臓病が多い
毎朝、しっかり朝食を食べることは健康的なイメージがありますが、ギリギリまで寝るために朝食抜きが習慣になっている人もいるはずです。過去には、朝食をしっかり取らない食習慣が肥満や生活習慣病の発症リスク増…
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高卒未満は50%が発症 「高学歴」ほど心臓病になりにくい
日本は公的な保険制度が整っており、国民が医療を受けやすい状況にあるといえます。こうした環境にいるとあまり意識されませんが、世界的に見ると、教育格差や経済格差が健康面にもたらす影響は決して小さくありま…
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英の専門誌に研究結果 柑橘類で認知症は予防できるのか?
いくつかの実験的な研究では、柑橘類の摂取で認知症が予防できる可能性が示されています。とはいえ、人を対象にした研究では、柑橘類の摂取と認知症の関連について明確なことは分かっていませんでした。 …
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坂道の多い街では糖尿病が悪化しにくい?
糖尿病を予防するには生活習慣が大切などといわれます。生活習慣は大きく「食習慣」と「運動習慣」に分けることができると思います。特に後者の運動に関しては、自分が住んでいる街の環境にも大きく影響しているか…
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一人っ子や祖父母同居の子供は肥満になりやすい
小児期の肥満には「食習慣」や「運動量」などさまざまな生活習慣や社会的環境が関与していますが、「同居している家族の構成」もその大きな要因であるという指摘があります。 一人っ子の家庭や、祖父母と…
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若い医師のほうが担当患者の死亡率が低い?
医師の年齢によって、診療の質に差が出るかどうか、あまり知られていないようです。 なんとなく、診療経験が豊富なベテラン医師のほうがより良いケアを提供できるようなイメージがあります。しかし、医学…
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食の欧米化は本当に不健康をもたらすのか?
「食の欧米化」というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。「コレステロールが高そう」とか「糖尿病や高血圧などの生活習慣病になりやすい」などのイメージがあるのではないでしょうか。やはり日本古来の和食…
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認知症の発症リスク2倍 寝すぎは脳の老化を招くの信憑性
適度な睡眠は認知能力を高めるうえで大切なことのように思えます。一般的には、睡眠不足が続くと記憶力が低下するイメージがあるのではないでしょうか。 睡眠時間と認知症の発症リスクや、脳の老化現象の…
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果物で糖尿病予防? 毎日食べると12%リスク減との報告も
果物を適度に摂取する食習慣はとても健康的なイメージがあります。そして健康的な食習慣は、糖尿病の予防や、その管理に重要な役割を果たすと考えられています。ところが、「果物の摂取と糖尿病への影響」に関する…
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キノコで認知症を予防 週3回の摂取で発症リスクが19%減
過去の実験データでは、キノコに含まれる成分に、神経細胞の保護効果が示されていたようです。もし、キノコに脳神経の保護効果があるのだとすれば、キノコを積極的に食べることで認知症を予防できるかもしれません…
