著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

若い医師のほうが担当患者の死亡率が低い?

公開日: 更新日:

 医師の年齢によって、診療の質に差が出るかどうか、あまり知られていないようです。

 なんとなく、診療経験が豊富なベテラン医師のほうがより良いケアを提供できるようなイメージがあります。しかし、医学は日々進歩していて、常に最新の情報を診療に取り入れていかねばなりません。つまり、経験が豊富であっても最新の医学的知見が診療に反映されているかどうかについては別問題というわけです。

 2017年5月16日付で英国医師会誌に、「診察する医師の年齢と、その担当患者の死亡リスクの関連を検討した論文」が掲載されました。この研究は、米国において11~14年の間に入院した65歳以上の患者を対象としたもので、医師の年齢と、入院後30日以内の担当患者の死亡リスクが検討されています。なお、結果に影響を与えうる、患者の重症度や医師の特性などで統計的に補正をして解析をしています。

 最終的に1万8854人の医師によって治療を受けた73万6537件の入院データが解析されました。30日以内の患者死亡率は40歳未満の医師で10.8%、40~49歳の医師で11.1%、50~59歳の医師で11.3%、60歳以上で12.1%でした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に