高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音
                         “泥舟から下りるな”ということか。
 自民党と日本維新の会の幹事長、政調会長、国対委員長が29日、都内で会談。自維連立政権の合意書に記した12項目の政策について進捗を管理する「与党実務者協議体」を設置する方向で一致した。
 閣外協力にとどまる維新に対し、与党として責任を持ってもらうことが、自民側の狙いだという。「『連立から逃げ出すなよ』というのが自民の本音でしょう」と言うのは、維新の内情に精通した政界関係者だ。
「維新が閣内に入らなかったのは、いつでも連立から離脱できるようにするためです。自分たちの政策が実現できそうなら協力するが、そうでなければサッサと逃げられる状況にしておきたい。もともと、維新は小泉進次郎氏が総裁になると踏み、連立の準備を進めていたが当てが外れた。高市さんとパイプがあるのは遠藤敬首相補佐官くらいで、今の自民が何を考えているのかよく分からない。だから腰が引けているわけです」
 維新が実現を求めているのは「衆院議員定数の1割削減」「社会保険料引き下げ」「副首都構想」など。特に、定数削減を改革の「一丁目一番地」に掲げている。これが頓挫しそうになれば、連立離脱するわけか。
                    

 
                             
                                        

















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                