引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々
巨人の長野久義(40)が14日、都内のホテルで引退会見を行った。
「(今季は)ファームで過ごす時間が長かった。まだまだやりたい思いも多少はありましたが、若い選手に託して引退することを決めました」
会見には盟友の坂本勇人(36)ら選手、コーチ、関係者40人以上がサプライズ登場。改めて人望の厚さを知らしめた。
2018年オフに巨人がFAで獲得した丸佳浩の人的補償で広島に移籍した際は、接点のないダルビッシュ(当時カブス)までが自身のXで<巨人の選手に聞いても長野さんはクソほど評判がいい>と発信。その人柄は海を越えていた。
「異常なまでの気配り、目配り……。本当に彼を悪く言う人間はいない」と、巨人の某選手がこう明かす。
「引退する選手、巨人を退団する選手の送別会を仕切るのは、いつもチョー(長野)さんです。誰彼かまわず声をかけるわけではなくて、主役との人間関係を考え、参加者をピックアップする。送り出す選手に楽しんでもらうことを第一に、シークレットゲストまで手配したりするんですから」