著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

カロリーオフ食品にダイエット効果はあるのか?

公開日: 更新日:

 カロリーオフをうたう食品は数多くあります。特にシュガーレスとかノンシュガーといわれるような、砂糖を使用せず、人工甘味料を使った食品や飲料にはダイエット効果が期待できると思われるでしょう。しかし、人工甘味料の長期的なダイエット効果について、これまで明確なことはあまりよく分かっていませんでした。

 そんな中、2017年7月17日付でカナダ内科学会誌に、人工甘味料の摂取とBMIとの関連を検討した研究論文が報告されました。BMIとは[体重(キロ)]÷[身長(メートル)の2乗]で算出される体格指数で、日本肥満学会では18.5以上25未満を普通体重、25以上で肥満と定義しています。

 この研究では、16年1月までに報告された37の研究を統合解析しており、40万人以上の人が解析対象となりました。また、BMIのほか、高血圧糖尿病など、生活習慣病との関連性も検討されています。

 中央値で10年間の追跡調査の結果、人工甘味料の摂取でBMIは減少するどころか、むしろ増加していることが示されました。さらに、肥満、高血圧、メタボリックシンドローム、糖尿病、心臓病脳卒中の発症も人工甘味料の摂取で増加する可能性が示されました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網