クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

公開日: 更新日:

 北海道の積丹町で1カ月以上にわたり、地元猟友会が「クマ駆除」の出動要請を拒否する異常事態が続いている。コトの発端は積丹町議会の副議長による「トンデモ発言」だった。

 先月27日、副議長の自宅裏に設置された箱わなに体重284キロのヒグマがかかった。猟友会余市支部所属のハンター数人が駆け付け、その際、対応にあたった副議長の口から「ナニ様発言」が飛び出し、ブチギレた。

 HTB北海道テレビが今月28日、関係者の話として報じたニュースによると、ハンターが副議長に<誰ですか?>と聞くと、副議長は<誰にモノを言ってるか>と応じ、ハンターが安全のため現場から離れるよう促したところ、トラブルに発展したという。

 さらに副議長は<こんなに人数が必要なのか。金もらえるからだろ。オレにそんなことするなら駆除もさせないようにするし、議会で予算も減らすからな。やめさせてやる>と畳みかけた。

 これを受け、一部のハンターから「駆除をやりたくない」という声が上がり、猟友会側は町に対し、出動要請を拒否すると通達した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明