クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

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 北海道の積丹町で1カ月以上にわたり、地元猟友会が「クマ駆除」の出動要請を拒否する異常事態が続いている。コトの発端は積丹町議会の副議長による「トンデモ発言」だった。

 先月27日、副議長の自宅裏に設置された箱わなに体重284キロのヒグマがかかった。猟友会余市支部所属のハンター数人が駆け付け、その際、対応にあたった副議長の口から「ナニ様発言」が飛び出し、ブチギレた。

 HTB北海道テレビが今月28日、関係者の話として報じたニュースによると、ハンターが副議長に<誰ですか?>と聞くと、副議長は<誰にモノを言ってるか>と応じ、ハンターが安全のため現場から離れるよう促したところ、トラブルに発展したという。

 さらに副議長は<こんなに人数が必要なのか。金もらえるからだろ。オレにそんなことするなら駆除もさせないようにするし、議会で予算も減らすからな。やめさせてやる>と畳みかけた。

 これを受け、一部のハンターから「駆除をやりたくない」という声が上がり、猟友会側は町に対し、出動要請を拒否すると通達した。

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