酷暑に命を守り、健康を維持する「エアコン」の正しい使い方

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 エアコンは自律神経の疲弊にも大きく関わっている。自律神経は、体温、血圧、呼吸、心拍数、消化吸収、睡眠、摂食など、われわれが生命を維持するために必要な働きをすべてコントロールしている。

「自律神経=脳がもっとも酷使されるのは、体温を一定に保つために働くときです。暑い夏は、体内にこもった熱を放散するために発汗を促したり、体表の血管を拡張して血流を増やして対応しています。自律神経は質の高い睡眠によって疲弊を回復していますが、気温が高い環境で就寝していると、自律神経はずっとフル回転を強いられ、十分に休息できないのです」

 自律神経が疲弊し切って交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、消化器の不調、便秘、下痢、食欲不振、頭痛、めまい、抑うつ、不眠、慢性疲労、倦怠感、動悸など、心身のさまざまな不調を引き起こす。

「そのまま放置していると、自律神経系だけでは生命維持機能をコントロールすることができなくなるため、それを補うために内分泌系や免疫系が稼働します。そうなると、インスリン抵抗性が高まったり、血圧が高くなったり、肥満を招き、糖尿病脂質異常症、高血圧、心血管疾患、がんといった命に関わる病気のリスクがアップします」

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