著者のコラム一覧
仲間達也医師・日本ボクシング連盟会長

 東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科部長、下肢救済センター・センター長。高校時代、ボクシングでインターハイに出場。得意は左フック。宮崎大学医学部卒。医師と日本ボクシング連盟会長の二刀流として365日稼働中。リングドクターの経験も豊富。

隠れた血管病「下肢動脈疾患」の恐怖…歩くと足が痛いのは老化ではない

公開日: 更新日:

 ただし、この病気の本当の怖さは「足だけの病気ではない」という点にあります。足の動脈硬化が進んでいるということは、心臓の冠動脈や脳の血管でも同じように動脈硬化が進行している可能性が高く、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高く、すでにそれらの病気を合併していることも少なくありません。つまり、足の症状は全身の血管から発せられた警告サインともいえるのです。

 PADの典型的な症状は「間欠性跛行」です。

 間欠性は、「症状が出たり消えたりすること」で、跛行は「足を引きずるような歩き方」という意味です。冒頭で触れたように、歩き始めは問題なくても、しばらくするとふくらはぎや太もも、お尻などに痛みや重だるさが現れ、歩き続けられなくなります。こうした状態が繰り返されます。

 この症状は腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどとよく似ていますが、実際にはPADが隠れているケースがあります。整形外科で腰の治療を続けても改善しない場合は、一度PADを疑う必要があるかもしれません。


 また、PADだからといってすべての人に症状が出るわけではありません。高齢者は活動量が少ないため、症状が出る前に日常生活が完結していることがあります。糖尿病患者では神経障害があるため、血流が悪くても痛みを感じにくいこともあります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  2. 2

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  3. 3

    ついにハシゴ外した高市首相…簗農相の予算委ポンコツ答弁が「クビ切り」の決定打に

  4. 4

    「救命病棟24時」江口洋介復帰で初回2ケタも…松嶋菜々子不在の第2シリーズが“歴代最高”、松雪泰子の「香坂先生」待望論

  5. 5

    “クズキャラ”芸人は消滅する…「TKO」木下隆行に続く「我が家」杉山裕之の寂しい末路

  1. 6

    横浜・織田翔希はNPB入りなら工藤中日が最適か…吉井楽天も魅力、阪神とオリには不安材料

  2. 7

    中日ナインは“理屈屋”工藤公康新監督についていけるか? 圧倒的知識量と裏方も心酔する人心掌握術

  3. 8

    工藤公康新監督の成否のカギ握る雅子夫人の「内助の功」 中日特有の“面倒臭さ”にはあの落合博満氏も苦しんだ

  4. 9

    阪神に「甲子園のDeNA」という鬼門…佐藤輝、森下、大山の中軸がそろって“借りてきた猫”状態

  5. 10

    元timelesz猪俣周杜の素行の背景 “王道アイドルとは雲泥の差”メン地下アイドルの闇

おすすめ求人情報

コールセンター「テレフォンオペレーター」/オープニング公共料金に関するお問合せ対応シフト柔軟対応
トランスコスモスパートナーズ株式会社 大阪府 大阪市 派遣社員
時給1,600円~
オープニングスタッフ SNSで話題の美容商品の倉庫内軽作業/未経験歓迎・土日手当あり
株式会社NTTロジスコサービス 千葉物流センター 千葉県 市川市 アルバイト・パート
時給1,200円~
アイリスト オープニングスタッフ 完全週休2日
人が集まり次第、武蔵小杉にオープン予定のアイラッシュサロン 神奈川県 川崎市 業務委託
Sponsored by 求人ボックス