足の動脈硬化「下肢動脈性疾患」の最新治療…世界初の治療技術を東海大が開発

公開日: 更新日:

 足の動脈硬化の世界初の画期的な治療技術が開発され、治験が始まることになった。開発者の東海大学医学部付属八王子病院画像診断科・血管内治療センターの長谷部光泉教授、小川普久准教授らに話を聞いた。

 足の動脈硬化である「下肢動脈性疾患」は、足の血管が狭くなったり詰まったりして血流が悪くなる病気だ。初期は無症状だが、酸素や栄養が十分に運ばれなくなるため、「間欠性跛行」(歩くと痛み、休むと改善)から始まり、安静時の痛み、さらに潰瘍や壊疽へと進展する。最悪の場合、足が腐り(壊疽)、切断に至ることもある。

「膝下の切断なら装具で歩行可能ですが、膝上の切断では装具がなく、歩行は極めて困難です。動脈硬化が進んだ患者さんは全身状態も悪く、歩行不能によって身体機能が急速に低下します。5年生存率が一部のがんより低いことがデータ的に示されています」

 安静時に痛みが出る段階では薬物治療だけでは困難で、血管内カテーテル治療でどうにかして切断を避けることに全力を尽くす。このカテーテル治療は、心臓の動脈硬化である心筋梗塞でも行われている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」