隠れた血管病「下肢動脈疾患」の恐怖…歩くと足が痛いのは老化ではない
秋になり、散歩やウオーキングを楽しむ機会が増えます。歩いていると、ふくらはぎが痛くなったり足が重くなったりするが、少し休むとまた歩けるようになるといった症状はありませんか。年齢のせいにしがちですが、全身の血管で動脈硬化が進行しているサインが隠れているケースがあります。
その代表的な病気が、下肢動脈疾患(PAD)です。PADは、主に動脈硬化によって足の血管が狭くなったり詰まったりして、足への血流が不足する病気です。血液は酸素や栄養を運ぶ役割を担っています。
そのため血流が悪くなると、歩いた際に筋肉が酸素不足となり、痛みやだるさを感じるようになります。
さらに進行すると、安静にしていても痛みが出たり、血流不足によって傷が治らなくなったりします。最悪の場合には足の組織が壊死し、切断が必要になることもあります。
PADは高齢者に多い病気です。とくに糖尿病、高血圧、脂質異常症、慢性腎臓病のある人に発症しやすいことが知られています。メタボの男性も注意が必要です。


















