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仲間達也医師・日本ボクシング連盟会長

 東京ベイ・浦安市川医療センター循環器内科部長、下肢救済センター・センター長。高校時代、ボクシングでインターハイに出場。得意は左フック。宮崎大学医学部卒。医師と日本ボクシング連盟会長の二刀流として365日稼働中。リングドクターの経験も豊富。

人は血管から老いる…動脈硬化かどうか調べる2つの検査方法

公開日: 更新日:

 読者の皆さんの身近に、これまで元気だった方が突然、心筋梗塞で倒れたという話があるのではないでしょうか。

 例えば、70代男性、これまで特記すべき既往がなく、倒れる数日前まで元気にテニスをしていた。しかしながら、ある日、突然、心筋梗塞で倒れて、そのまま帰らぬ人となってしまった──。このような話はしばしば聞かれます。多くの人は、「運動ができるほど元気だったのになぜ?」と思ってしまうかもしれません。

 実はそこに大きな落とし穴があります。心筋梗塞の主な原因は、動脈硬化がある血管が突然トラブルを起こすことであり、元気にしている人でも突然、発症する可能性があります。

 動脈硬化とは、いわば「血管の老い」です。一般的に、血管の老いは40代から徐々に進行します。テニスやゴルフマラソンなど運動をしていて心肺機能が強いスポーツマンタイプの人でも、動脈硬化の進行は少しずつ進みます。

 具体的には、動脈硬化が進むことで血管の内側に「プラーク」と呼ばれる不安定な脂質を含む病変が形成されると、血管の内腔(血管の内側)が狭くなります。このようなプラークが冠動脈(心臓に栄養と酸素を届ける血管)にできれば心筋梗塞の、頚動脈(首の左右を通る血管)などにできれば、脳梗塞脳卒中のひとつ)の前提状況になります。

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