ケーキ1個の相場も知らない…物価高を実感していない“身近な人たち”
《会社にて 「ケーキを10個ケーキ屋で買ってきて」と5000円渡された。今時分、ケーキ10個が5000円で買えるとでも? 自分で買い物行かないので物価も知らない世間知らずな》──そんなXのポストが先月、大バズリしていた。
総務省の小売物価統計調査によると、いちごのショートケーキ1個(70~120グラム)の価格は、今年8月の全国平均で532円。
2016年8月が363円だったから、この10年で1.5倍近くに値上がりした計算だ。
「これはあくまで全国平均です。都内でちょっと人気のパティスリーならショートケーキでも1000円前後はする。ケーキ10個を頼むのなら1万円というのが、一般的な感覚じゃないですか」(製菓業界関係者)
今まで自分でケーキを買ったことがないという中年男だっているだろうが、それにしたって、庶民がこれだけ何でもバカ高くなったと思っている時代に、感覚がズレすぎているような……。
実際、6月の日銀の生活意識に関するアンケート調査によると、「物価に対する実感」は「かなり上がった」が68.5%と7割近くが痛感しているのだが、その一方で、「少し上がった」が26.8%、「ほとんど変わらない」も2.7%いる。約3割がそこまで痛みを感じていない……それは値段を気にして買い物をしたことがないセレブの話だろう、というわけでもなさそうだ。
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