「娘のパスワードで勝手にお見合い申し込み」 婚活相談所にも登場する“代理婚活”の困った親たち
代理婚活という言葉がありますが、当社でも創業当時は、たまに親御さんが相談に来られることがありました。ただし、相談に乗ることはできても、契約するのはあくまでご本人です。親御さんだけで婚活を始めることはできません。
10数年前には、世間では「親同士のお見合い」というものもあったようです。子どもが忙しいから、代わりに親が相手を探し、親同士で話を進める。数年前までは、そうした様子がテレビで紹介されることもありました。
でも、私は実際にはほとんど意味がないと思っています。なぜなら、親と子どもの意見は合わないことが多いからです。親が「この人がいい」と思って話を進め、「この日に会ってきなさい」と言っても、本人がその通りに動くとは限りません。親の言うことを何でも聞く大人なんて、そうそういませんよね。
もちろん、親が子どもの将来を心配して動くこと自体は悪いことではありません。ただ、心配することと、本人に代わって相手を選ぶことは別です。
少し前には、親御さんが先に相談に来て、「今日は私が話を聞いて、次は息子を連れてきます」というケースもありました。でも今、当社では親御さんだけの相談は受けていません。親御さんと1時間話した後で、本人に確認したら「結婚する気はありません」となることもあります。それでは、誰のための相談だったのか分かりません。ですから、現在は結婚の意思があるご本人からの相談だけに対応しています。

















