倒産・廃業急増でガソリンスタンド苦境…10年間で1700社が市場から退出

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 自動車保有台数は94年当時より1000万以上増え、8300万を超えた。しかし4割以上が軽自動車だ(国交省)。

 苦肉の策で多角化するSS事業者も現れたが、いずれも失敗に終わったようだ。

「油外収入としてタイヤ交換など、車関連のサービスを始めた業者もいるが、他社も参入したので競争は激しい。90年代には飲食店を併設する試みも広がり、大手はコンビニ併設店を始めた。しかし、SS併設型の店舗は通常店より集客力が弱く、普及しなかった」(不動産関係者)

 そもそも面積が小さいため、海外のように駐車スペースを確保しづらいことも併設店失敗の一因とされる。

 地方では廃業後、放置されたSSをよく見かける。跡地の使い道が限られることも課題のひとつだ。

「売却・転用するにも地下タンクを撤去する必要があり、数百万から1000万円以上の撤去費用がかかる。廃業した事業者にそんな資金はないため、放置せざるを得ない。費用を売却額に上乗せした場合、好立地じゃないと買い手はつかない」(同)

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