元巨人・桑田真澄氏に白羽の矢…中日はなぜ“完全外様”を次期監督の最有力候補に据えたのか

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中日が評価する点は…

 そんな「ポスト井上」に関し、実は9月に入って超意外な名前が「最有力」として浮上しているという。事情を知るさる読売関係者が、「桑田真澄前巨人二軍監督(58)です」とこう続ける。

「中日は朝田憲祐球団本部長を中心にチーム改革に本格的に着手しています。今季、現役時代に中日在籍経験のない嶋基宏ヘッドコーチを招聘したように、これまで時の監督とのつながり、あるいはOBを中心に登用してきた組閣にも手を入れ始めている。井上監督の続投を含めて新体制を検討する中で、桑田氏を来季監督の最有力候補に挙げていると聞いています。過去、中日は山田久志さん、森繁和さんと外様の監督が就任した例はありますが、いずれもコーチからの昇格。中日とは縁もゆかりもない、ましてや、ライバル巨人のエースだった桑田氏の監督就任には、親会社の中日新聞グループもかなりの覚悟が必要でしょうが、現場は桑田招聘でまとまっているようです」

 桑田氏は昨季、巨人の二軍監督を務め、独走でイースタン・リーグを制覇。本人によれば、昨年10月に一度は「来年も頼む」と球団から続投要請があったものの、その後に「ユニホームを脱いで欲しい」と手のひら返しの通告を受け、フロント入りを打診された。これをよしとせず、電撃退団。現在はオイシックス新潟のCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)、U12日本代表の監督を務めている。球界では屈指の理論派ということになっていて、選手ファーストで自主性を重んじる指導哲学は、「令和型の指導者」と持ち上げられる。そんな桑田評が正しいかどうかはともかく、中日が評価するのはまさにそんな点だという。

「巨人退団後、複数のメディアで『育成ができていないと言われた』『君がいるとやりづらいと言われた』などと、舞台裏を暴露し、巨人フロントに対する恨み節を口にしている。以前から、巨人監督の有力候補とする声が根強くありますが、実際に巨人内部で監督就任が検討されたことはありません。球団と周囲の評価に乖離があり、本人もそれは分かっていると思う。ただ、監督への意欲は強く持っている。一部メディアに『巨人以外のユニホームを着る可能性は?』と問われて、『挑戦したい』と明言していますからね。中日から正式な要請があれば、間違いなく受けると思います」(同)

 実現すれば、来季の巨人戦はガチンコ因縁対決で盛り上がりそうだ。

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