安倍政権
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アベノマスクも10万円給付も根本は同じ小政治家の戦略不在
大政治家はいつも最悪の事態を予測し、そこに転がり込まないようしっかりと戦略を立て、そこから逆算して当面の手だてを考えるので、今の手がダメなら次の手も、次の次の手も、繰り出すことができる。 それに対して小政治家はいつも希望的観...
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“官邸の守護神”黒川検事長の黒歴史 安倍官邸擁護に暗躍8年
コロナ禍のさなか、政府与党がシレッと成立を狙う検察庁法改正案に批判が集中している。安倍政権の目的は、検察トップの検事総長に“官邸の守護神”を据えること。数日間で600万~700万件に上る抗議ツイートが投稿されているが、守護神の“黒歴...
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黒川氏の定年延長関連文書 開示請求に法務省“議事録なし”
検察官にも国家公務員法の定年延長規定が適用されるとした解釈変更について、法務省が省内の会議や内閣法制局などとの打ち合わせの議事録を保存していないことが分かった。13日の毎日新聞が報じた。同紙が今年2月、政府が閣議決定した黒川弘務東京...
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克行氏を公選法違反容疑で立件へ 自民1.5億円が買収原資に
法務行政の元トップが刑事責任を問われる事態に発展だ。検察当局が自民党の河井克行前法相を公選法違反(買収)容疑で立件する方針を固めた。妻の案里参院議員が初当選した昨年の参院選を巡り、河井夫妻は広島県の地元議員らに票の取りまとめを依頼す...
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検察庁法改正採決後も波乱…黒川氏や国に訴訟続出の可能性
「官邸の守護神」を検察トップに就けることが目的とみられ、多くの国民から抗議の声が上がっている検察庁法改正案。与党は今週中に強行採決する構えを崩していないが、仮に今国会中に法案が成立しても、波乱含みの展開が続きそうだ。 今年2月...
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安倍政権もくろむ「検察庁法改正案」強行採決が致命傷に
安倍政権がコロナ禍のドサクサに紛れてゴリ押しする検察庁法改正案がモーレツな批判にさらされている。新型コロナウイルス対応は後手後手なのに、検察官人事の恣意的運用の正当化は超特急だからだ。週末から「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシ...
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安倍内閣の評価「指導力ない」が急増 各社世論調査で判明
報道各社の世論調査で、内閣を支持する理由として「指導力がある」が急減し、不支持の理由に「指導力がない」が急増していることが分かった。 この週末(8~10日)に調査を実施したのは共同通信、日経新聞、読売新聞。いずれも支持率自体...
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日本政府が招いた人災…憲法は正当な補償を義務付けている
今回の新型コロナウイルス禍は、中国発の歴史的天災であるが、わが国に限って言えば、初動対応を誤った政府が招いた人災の側面も大きい。 その結果、今、全国民は、首相が公示した緊急事態宣言の下で知事が発した要請・指示(事実上の強制)...
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自民党草案は便所の落書きレベル ドロボーに改憲させるな
櫻井よしこが共同代表を務める憲法フォーラムに安倍晋三がビデオメッセージを送った(5月3日)。安倍は冒頭で「憲法改正は立党以来の党是」とボケた後(立党以来の党是は自主憲法制定)、改憲により「緊急事態条項」を創設する必要性を訴えたとのこ...
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星野源コラボ動画に続き…安倍ニコ生出演で総スカンの自爆
〈国難〉〈金配れ〉〈アベノマスクの分のお金他に回して〉――。安倍首相が参加した6日のネット番組で、こんな辛辣なコメントが相次いだ。後手後手の新型コロナウイルス対策には、これまで安倍政権に好意的だったネット民もカンカンである。 ...
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安倍政権の10万円給付 死刑囚に払っても海外邦人は対象外
間もなく新型コロナウイルスの感染拡大を受けた一律10万円給付が始まる。給付対象が「国籍を問わず基準日(2020年4月27日)において、住民基本台帳に登録された者」であることから、刑務所や拘置所に住民票を置く受刑者や死刑囚、在留カード...
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囁かれる安倍首相の「コロナ辞任」…第1次政権末期に酷似
政権ブン投げの“あの時”に似てきた――。第1次安倍政権の2007年に厚労相を務めた舛添要一前都知事が22日、ツイッターにこう投稿して話題になっている。 <今日のコロナ対策本部の安倍首相を見ていると、言葉にも力がなく、精気を欠い...
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安倍首相は裸の王様 朝日マスク揶揄で見えた官邸機能不全
コロナウイルス対策がズレまくっているのは、政権中枢内の亀裂が主因か。17日の安倍首相の会見でも、その一端が見えた。 朝日新聞の記者から、批判を浴びた布マスクや星野源の動画便乗を自身でどう評価するかと問われた安倍首相は、コロナ...
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結託か?“日本人42万人死亡”推計に潜む安倍政権の黒い思惑
日本人の40万人以上が死亡する――。厚労省のクラスター対策班が15日発表した数字は衝撃的だった。 対策班のメンバーである西浦博・北海道大学教授(理論疫学)が試算したもので、外出自粛などの対策をまったく取らなかった場合、新型コ...
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安倍政権ドケチぶりに地方シビレ 自治体が独自の現金給付
30万円の臨時給付金はたった2割の世帯に絞り込み、休業補償も突っぱねる安倍政権。国のドケチ対応にシビレを切らした地方自治体が次々と独自の給付型支援を打ち出している。 ◇ ◇ ◇ 共同通信の世論調査(4月10~13...
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なぜコロナ非常時に…「75歳年金法案」審議入りの汚い計算
なぜ、安倍政権はこの非常時に審議を急ぐのか――。14日「年金制度関連法案」が衆院本会議で審議入りしたことに批判が噴出している。 法案の柱のひとつは、現在、60~70歳の間で選べる年金の受給開始年齢を、2022年4月から60~...
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自民幹部「もたない会社潰す」発言に透ける安倍政権の本音
安倍政権の正体見たりだ。自民党の若手議員による議員連盟「日本の未来を考える勉強会」の会長を務める安藤裕衆院議員が、“ある幹部”の衝撃発言をネット番組で暴露。弱者切り捨ての問題発言が物議を醸している。 「日本の未来を考える勉強会...
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安倍政権“不要不急のムダ遣い”国内補償ケチり海外バラマキ
対象をとことん絞り、受け取れるのはごくわずか……。事業規模108兆円の緊急経済対策のうち、1世帯当たり30万円給付の予算は約4兆円。中小企業や個人事業主に最大200万円を渡す給付金の予算は約2兆円だ。 政府がケチったおかげで...
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二階氏の“号令”でやっと検討 議員給与返納で人気取りの愚
安倍首相が「世界的にも最大級」と胸を張る緊急経済対策に批判が噴出している。臨時給付金は誰が受け取れるのか判然としないし、そもそも海外に比べ少額だ。あのビートたけしも11日、TBS系情報番組で「議員がこんなに多いんだから(給与を)半分...
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SNS監視に24億円 安倍政権イメージ戦略にカネじゃぶじゃぶ
〈コロナこわいけどぉ、安倍のイヌ見たら元気出た〉――。 星野源の「うちで踊ろう」に便乗した動画を安倍首相がインスタグラムに投稿し、大炎上した途端、ツイッターに全く同じ冒頭の文言が大量に出回った。 この非常時に愛犬と優雅...
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後手後手コロナ対策 “周回遅れ”で今更「PCR検査拡大」議論
〈なぜ初期に検査を拡大しなかったのか〉――。新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査をめぐり、こんな声がネット上で噴出している。キッカケは、11日放送されたNHKスペシャル。厚労省クラスター(感染者集団)対策班メンバーで東北大の...
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なぜ強行封鎖をしないのか 信なき政権“迷走”の必然
「都民の皆さんの命を守るのを最優先に、感染拡大防止のための措置をまとめた」 東京都の小池知事は10日、都庁で会見し、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い休業要請する業種や施設の詳細を発表した。 改正新型インフルエンザ...
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休業要請除外は“カネと票” 自民懲りず支援業界優遇のア然
10日は189人の新型コロナウイルス感染者が確認され、3日連続で最多人数を更新。感染拡大が止まらない東京都の小池知事が同日、緊急事態宣言を受けた休業要請の対象となる業種や施設を発表したが、百貨店や理髪店などは対象から外れた。 ...
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アベノマスク配布に466億円ムダ遣い “欠陥品”混入も発覚!
来週から全世帯に配布される布マスク2枚をめぐり、問題続出だ。 安倍首相がブチ上げた、いわゆる“アベノマスク”の配布にかかる経費が9日、明らかになった。2020年度補正予算案に計上した233億円に加え、20年度当初予算の予備費...
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手薄なコロナ対策 世界の家計支援から浮く日本の冷酷非情
新型コロナウイルスを巡る政府の緊急経済対策に安倍首相は「世界的に見ても最大級の経済対策だ」とご満悦だが、家計支援の手薄さにはア然だ。世論は当然ながら、自民党からも批判が噴出している。 経済対策の事業規模は108兆円でGDP比...
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10日で方針転換…コロナ対応で国と都の調整が難航するワケ
「東京にとって2週間は確認のための時間としてはちょっときつい。スピード感を持って対処していかなければならない」(東京都の小池知事) 新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を受け、東京都が10日にも公表を目指...
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30万円給付は7月? 安倍政権「コロナ補償」に悪評ふんぷん
早くも悪評ふんぷんの臨時給付金。1世帯当たり30万円と一見、金額は大きいが、条件が厳しく、受け取れるのは5300万世帯のうち、わずか2割の1300万世帯。「収入減」を証明する手続きも煩雑ときている。しかも、支給は7月になりそうなのだ...
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新型コロナ対策よりも五輪開催を重視した日本政府と東京都
新型コロナウイルス感染対策は今、世界の最重要課題になった。対処方針は「早期検査」「早期隔離(自主隔離を含む)」である。 この世界共通の方針を採用しなかった先進国が日本である。3月26日付の米NYタイムズ紙は<限られた検査は、...
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ピントずれのコロナ対策 消費減税でデフレスパイラル加速
新型コロナウイルスのパンデミック化で世界同時株安となった。不安心理を反映して株価はエレベーターのように激しく乱高下。高速かつ大量の分散取引をするCTA(商品投資顧問)が大暴れしている。しばらくの間、相場は落ち着かないだろう。 ...
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ドケチ安倍政権 13万病床削減を撤回せず医療崩壊の危険性
「過剰なベッドを削減しろ」――5カ月前、安倍首相が関係閣僚に飛ばした指示は、コロナ禍の今も生きていた。 昨年10月28日、社会保障制度改革を議論した経済財政諮問会議。テーマは、団塊の世代が75歳以上となる2025年までに目指す...
