不動産
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そんなにあるのか日本の「訳あり住宅」…専門買い取り企業の社長に聞いた
「訳あり不動産」というものをご存じか。訳ありと聞くと自殺などの事故物件を思い浮かべるかもしれないが、それだけではない。空き家問題や長引く不況などの事情で売るに売れない物件=訳あり不動産が増えている。それを専門に買い取りを行っているネク...
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モデルルーム見学の落とし穴…必ずメジャー持参を、そしてココに注意するべし!
マンションのモデルルームを見て、「この広さがあれば4人家族のわが家でも大丈夫だろう」と選んだのに、実際に住んでみると狭くて仕方がない──そんな経験を持つマンション購入者が少なくない。なぜか? マンションのモデルルームは、実際...
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不動産高騰で若年層に人気だが…「築古リノベマンション」には落とし穴が
都市部を中心にマンション価格の高止まり状態が続く中、住まいを買い求める実需層から人気が高いのがリノベマンションだという。 「東京23区の中で都心に出やすくかつては値ごろ感のあった城北エリアでも、70平方メートルの築浅マンション...
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「駅まで徒歩5分」のはずが10分かかる…それって広告違反じゃないの?
不動産広告には「最寄り駅から徒歩5分」とあっても、実際には、その倍の10分程度かかることもある。広告がウソをついているのか、なぜ、それが許されているのだろうか? 不動産広告の表示にはいろんな決まり事があって、徒歩時間について...
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“おとり広告”が不動産業界で横行…悪質業者はこうして見分ける
この物件なら絶対お買い得、そう思って不動産会社を訪問すると、「つい先ほど売れてしまいましたが、ほかにもいい物件がありますよ」と案内され、口車に乗せられて契約。そんなふうに、実際には存在しない物件をおとりにして集客する“おとり広告”が...
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街の人気を先読みしての不動産投資を成功させる「3つのカギ」
先日、顧問先から、JR山手線・大塚駅近くにある不動産に投資したいといった相談がありました。「大塚駅」と聞いて四半世紀ほど前の出来事を思い出しました。 当時、私はディベロッパーに勤務していました。大塚駅徒歩圏のマンション用地の...
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相続した“いらない”土地の所有権が放棄可能に…気になる「新法」の利用価値は?
人口減少で空き家、空き地問題が深刻化する中、土地への意識が大きく変わってきている。 「土地は預貯金や株式などに比べて有利な資産か」という問いに、「そう思う」が30%(2017年)と1993年の62%から半減(「所有者不明土地問...
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日本の不動産“円安バーゲンセール”は本当か? 買い向かう海外勢vs様子見の国内投資家
アベノミクスによる異次元金融緩和以降、都市部を中心にマンションなどの不動産価格が高騰する中、海外投資家の関心も相変わらず高い。背景には、1ドル=150円突破の観測も出ている円安急伸と低金利がある。 不動産アナリストの長谷川高...
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世界中でインフレが加速…日本の一般庶民は住宅ローンの金利上昇に備えよ
欧米各国の金利が徐々にかつ確実に上昇してきました。これはいわゆる消費者物価指数が大きく上昇してきた結果、各国の中央銀行がインフレを抑えるために政策金利を上げているわけですが、どうやら、この物価上昇も、それを抑えるための政策金利の上昇...
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管理士派遣を通知すると…調子のいいエリンギからの連絡が途絶えた
無料相談会でつい話し込んでしまい、気が付けば1時間ほどたっていた。マンション管理士をすっかり独占しちゃったよ! ふと隣を見ると、相談に来た人がいつの間にか増えていた。外国人で深刻なようだった。相談者は皆、一様に熱を帯びて、声も大きく...
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国家試験「管業」にトライ 家内の挑発にマンマと乗せられお受験
マンション管理員は、物件自体の問題、住民のトラブルなどさまざまなシーンに直面する。「廊下の電灯が消えた」「上の階がうるさい」「ゴミ集積場に回収不可のゴミがあった」「怪しげな女性が出入り」……。ありとあらゆる難題が舞い込むが、イザ解決...
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ゴミひとつ落ちていない! 植栽豊か、自主管理でも朽ちないワケ
都内で築40年以上のマンションオーナーに取材を続けてきたが、教わることが多すぎて、熱が出そうだ。いまさらだが、やはり理事会を経験した人たちは真面目で勉強家、意識も高いし、視点に客観性もある。私のように烈火のごとく怒ったり、管理会社に...
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防災意識に温度差…1.5億円の大規模修繕終えても尽きぬ心配事
「うちのマンションは割と世代交代も進んでいるので、高齢化の問題はそんなに大きくはない。住民もちょっと厄介な方はいますが、大変なのは管理会社です。とにかく人の話を聞かない女性がいて、怒り狂って1日に何十回も電話をかけまくるので、担当者が...
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「若い人は尊重しなくちゃ」高齢者特融の悪癖に付け入られ…
次に訪れたのはS区。総戸数が20戸未満と超小規模だが、ゆったりとした造りのマンションだ。オーナーは沖田佳恵さん(仮名=50代)。子供と大型犬と暮らしている。 「うちは大規模修繕が目下の課題。いろいろとやりたいことがあって、昨年...
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大規模修繕着工まで死んでも死にきれぬ! 都内の築古物件を訪ね歩いた
新宿の繁華街にある築40年の古いマンションに住み、うっかり管理組合の理事長になってはや5年。建物の老朽化、住民の高齢化、モラルの低下に修繕積立金不足と問題山積だが、この苦境をなんとか打開したい。本音は、無責任にとんずらして売り逃げし...
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金利上昇が気になって…ならば、変動で住宅ローンの返済期間を短くするのはどうか?
現在61歳の松野雄志(仮名)は老後に備えて初のマンション購入を考えている。銀行で住宅ローンの相談をしたところ、高齢ゆえに多少条件は厳しくなるものの、融資を受けられそうと分かった。そこで、気になるのが住宅ローンの金利タイプだ。 ...
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タダ同然の「空き家」取得で注意するべきことがこんなに…専門家に聞いた
日本の空き家率は今から12年後(2033年)、30.2%まで上昇すると試算されている(野村総合研究所調べ)。人口減少で空き家は全国的に増加傾向にあるなか、コロナ禍でリモートワークが進み、快適なワーケーション環境を求めて、都市から地方...
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「芸能界の不動産女王」水沢アキさんに聞く タワマン購入“虎の巻”
都内の坪単価から立地まで頭に入っているという水沢アキさん(67)はタワマンウオッチャー。 「今は不動産ミニバブル。今日もね、都内のマンションを見に行ったんですが、『これ、相場の2000万~3000万円くらい盛ってますよね?』っ...
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世界的インフレで住宅ローン金利もジワリ上昇…不動産は今後どうなるのか
世界的に急激なインフレが起こっています。これは今後、長期化すると思われます。仮にウクライナ戦争が停戦しても元に戻るというものでもありません。 そもそも、インフレなるものは各国の政府が自国の紙幣を大量に刷った結果、起こるもので...
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住民をザワつかせる「読書会」の若者たちの存在 深刻な建物の老朽化も
コロナ禍になる前、お隣さんには頻繁に若い人が集まっていた。「読書会」みたいな紙がドアに張ってあるときもあったので、新興宗教か自己啓発系かなと思っていた。別に迷惑をかけられたわけではない。ただ、いつも来ている男性の香水がキツいことと、...
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「誰だって仕事してんだよ!」年1総会と理事会の出席を拒否する住民にイラッ
本来なら、理事長や理事は輪番制のはず。我がマンションは実際に居住しているオーナーが少なく、理事のなり手がいない。交代しようにも人がいないのだ。引き受けたら最後、転居するか売却するまで続くのだろう。 スマホで決済するシステムの...
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都内「タワマン」に住んでいる人の年収&選ぶ本音…晴海フラッグが予想外の人気
不動産経済研究所によると、直近2月の首都圏新築分譲マンションの平均価格は7418万円。前年同月比で1038万円(16.3%)の大幅アップとなった。近畿圏も4433万円で同479万円(12.1%)の上昇。人気のタワーマンションが価格を...
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「あんた、誰?」初参加の理事会は高齢住民ばかりでとんでもないアウェー感
30代で生まれて初めてマンションオーナーになり、自分がちょっと誇らしかった。フリーランスでも家を持てるのだ! 実際にはローン抱えてギリギリの生活だが、さまざまな書類の居住形態で「持ち家」に〇をつけられる喜びは案外大きい。 せ...
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都心の中古マンション在庫が増加傾向に…日本の不動産市場はどうなる?
新型コロナウイルスの感染拡大を経て、株価は右肩上がりを維持しているが、ここ最近、米国債の長短金利が逆転する現象「逆イールド」が見られることで景気後退が懸念され始めている。 ■1年を切った日銀黒田総裁の任期 そんな中、ア...
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ミックスローンで大損こいた…2丁目ママにも「貧乏人がやりがちなのよ~」
ひょんなご縁で築24年のマンションを買うことになったが、気になることがあった。調べたところ「中古マンションは購入前に管理とメンテナンスの状態を要チェック」とある。そこでH君に依頼して、事前に管理会社から回答をもらった。 【1】...
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33歳独身女が新宿の中古マンションを購入、思いのほか居心地がいい
新宿・歌舞伎町に程近い繁華街のマンションを買ったのは33歳のとき。「なんでそんな物騒な場所に家を買ったの?」とよく言われた。新宿のイメージといえば、大沢在昌の「新宿鮫」や馳星周の「不夜城」が色濃く刷り込まれている人も多い。昔ながらの...
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<14>東京はバカ高い!52歳会社員一家は「千葉県でいいや」と決断
住宅ローンには年齢の縛りがあって、52歳の広井望(仮名)では、借入額4200万円が限度で、自己資金1500万円と合わせても、首都圏の新築マンション平均価格の6260万円には手が届かないことが分かった。何とか活路は開けないのか──。 ...
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老後や解雇が不安なら…「公営住宅」があるじゃないか! 都内物件の状況や入居条件は?
地下鉄「表参道駅」から歩くこと3分。晴天の中、青山通りにおしゃれな男女が行き交う。たどり着いたのは都営住宅団地の「北青山三丁目アパート」だ。アパートと名乗ってはいるが、それは紛れもなくタワーマンションだった。都営のため安価な家賃で住...
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<10>妻も嫁も喜んだ「近居」の決断 孫の面倒も見れて嫁姑の軋轢なし
埼玉県熊谷市郊外の古い一戸建てに住む75歳の遠井安男(仮名)。人生100年時代のついのすみかとするべく、安心で安全に暮らせる住まいを探してきたが、最後に息子が住む街の公営住宅を調べてみた。 遠井の息子は現在、埼玉県春日部市の...
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<6>「老後の沙汰も金次第」を痛感…“夢のような生活”を手に入れた元同僚に嫉妬する
人生100年時代の“ついのすみか”探しに奔走する遠井安男(仮名)。かつての同僚だった近野高夫(仮名)がシニア向けマンションに買い替えたというので、どんな住まいか訪問してみた。 ◇ ◇ ◇ 現在75歳の遠井は、4...