格安、掘り出し、当社だけ、最高…こんな表現の広告は信用できない!
不動産の広告においては、不動産公正取引協議会が使ってはいけないNGワードを定めている。主に図表にあるような内容だが、そんな用語を平気で使っているような会社を信用してはいけない。
表にあるような特定用語の使用は原則禁止だ。たとえば漠然と「震度7の地震でも絶対に倒壊しません」とするのはNGである。ただし、専門の実験機関で実物の住まいを建てて実験を繰り返し、倒壊はおろか、ひび割れも入らないことを実証したうえであれば、「震度7に50回耐えた家」と広告などに表記するのはOKだ。その際には、どこの機関で実験したのかなどを広告に付記する必要がある。
同様に、火災に対する強さについても、実際に燃焼試験を行ったうえで、何時間耐えることができたのかなどの実績を記載することはかまわない。
そのほか、「○○沿線最大規模」「○○エリア最高層」といった表現についても、その会社以外の第三者機関を通して、事実であることが証明されていればOKだが、そうでない場合には掲載してはいけない。第三者機関で証明されているケースであれば、「○○調査機関調べ」といった根拠を明記する必要がある。