統一教会
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統一教会信者との法廷闘争は「完全勝訴」だった
8月26日、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者で関連団体の代表が私を相手取った名誉毀損訴訟の控訴審判決が言い渡された。東京高裁の佐々木宗啓裁判長は原告の請求を棄却。私が執筆した記事の一部を名誉毀損と認めて11万円の賠償を命じ...
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いよいよ迫る…統一教会総裁が「容疑者」と呼ばれる日
沖縄の対馬丸記念館訪問記を予告したが、予定を変更して韓国の前大統領夫人の不正を捜査する特別検察官チームの動きについて記しておきたい。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が絡んでいるからだ。 先月末に逮捕され、今週起訴されたの...
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(3)統一教会信者もハマる安倍元首相銃撃「スナイパー説」
3年前に安倍晋三元首相を銃撃した山上徹也被告の初公判が、10月に奈良地裁で行われる。この事件をめぐっては、発生直後からネット上で「実際には山上ではなく、別の人物による狙撃ではないか」とする陰謀論が出回った。いわゆる「スナイパー説」だ...
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虚ろな世相の危うさも問題…しがみつき首相と参政党の支持率上昇という「真夏の悪夢」
選挙結果を受けても辞めない首相の支持率が上がっているが、裏金議員の先祖返りよりはマシという刹那。 もうひとつ、選挙後も危うさを露呈し続けている参政党がどんどん支持を伸ばしているが、話題先行の炎上商法。 いよいよ、日本...
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参院選でキーマンを直撃 12年越し「答え合わせの夏」
参院選が終わった。今回も各地を取材したのだが、山口選挙区(改選数1)では2日間にわたり、ある候補者の動向を追った。その人物は自民党の北村経夫参院議員。北村氏は産経新聞の政治部長などを歴任した後、2013年の参院選に比例代表で出馬し、...
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あれから3年…安倍元首相銃撃事件とメディアの敗北
7月8日、安倍晋三元首相銃撃事件から3年を迎えた。あの日も参院選の最中だった。事件の背景には、政界と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着があった。この間、最も緊密だった自民党は関係を断絶。いまや教団と関わるのはNHK党ぐらいで...
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このまま参院選惨敗なら内部崩壊…苦戦を参政党のせいにする自民党の落日
結局、自民党の支持基盤というのは、カルトのような極右や統一教会、利権のグルということなのだろう。統一教会が離れ、政治とカネで動けず、学会もじり貧の中、参政党みたいなのが出てくれば万事休す。マトモな有権者には相手にされなくなった政党の...
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韓鶴子総裁は「出国禁止に」に…統一教会に日韓同時崩壊の予兆
韓国大統領選の投開票が6月3日に迫る中、大きな動きがあった。罷免された尹錫悦前大統領周辺の汚職疑惑をめぐり、ソウル南部地検が統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の最高権力者である韓鶴子総裁を出国禁止にしたのだ。 尹氏の失職後...
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解散命令回避へ2世を利用、法廷では号泣演技…統一教会のア然とする振り付け
今月に入り、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)による策動が次々に明らかになった。 GW終盤、教団の2世信者が「信教二世 特別遊説隊N.A.B.I(信仰と他者への祈りの次世代同盟)」を名乗り、解散命令に反対する80人規模の街...
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自民・西田昌司議員「ひめゆりの塔」巡る暴言が飛び出した「憲法シンポジウム」主催者たちの正体
沖縄戦で犠牲になった女子生徒や教師を慰霊する「ひめゆりの塔」を巡る暴言で、自民党の西田昌司参院議員(66)が猛批判を浴びている。 展示内容について「ひどい」「歴史の書き換え」などと発言したが、西田議員が指摘した展示内容は過去...
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統一教会は解散命令もどこ吹く風 収奪マネーで新宮殿、トランプ政権要人の陰
東京地裁から解散を命じられた統一教会(現・世界平和統一家庭連合)は決定を不服として4月7日、東京高裁に即時抗告した。日本では追い込まれている状況だが、本部のある韓国では、相変わらず大規模なイベントを開催している。 11日にソ...
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旧統一教会は本当に解散させられるのか…米政権が「待った」をかける?
「トランプ大統領と石破茂首相が電話で話したのは『関税』のことだけではない。統一教会の解散問題についても話したそうだ」 永田町の廊下トンビの間でこんな噂が囁かれている、というのは私の作り話だが、まったく根も葉もない妄想ではない。...
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解散命令に即時抗告した統一教会だが、財産隠しもバレて大慌て
東京地裁が3月に解散を命じた統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の周辺が慌ただしい。地裁の決定によると、教団には宗教法人の清算後も1000億円に上る財産が残ることが判明した。教団が実質吸収した宗教法人「天地正教」に帰属させる決議を1...
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近づく新歓シーズン…旧統一教会系サークル勧誘さらに活発化か? 学生にはこうしてアプローチしてくる
東京地裁が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に対し、宗教法人法に基づく解散命令を出した。教団側は即時抗告し、今後も全面的に争う構えだ。 入学シーズンが近づく中、SNSでは全国各地の大学にある旧統一教会系サークルの勧誘に注...
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信教の自由、宗教2世、自民党…統一教会への解散命令で考えなければならないこと
安倍元首相の銃撃事件に端を発して注目が集まった統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題。文科省は2023年10月13日、東京地裁に教団への解散命令を請求した(宗教法人法81条)。それから1年5カ月後の3月25日、解散命令決定...
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解散命令に反発…統一教会の警戒すべき動き
3月25日、東京地裁は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に対し、宗教法人としての解散を命じた。その判断は当然であり、そもそも請求が遅すぎたくらいだ。 解散命令について定めた宗教法人法81条の「法令違反」には、刑法だけでなく...
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いよいよ自民党も百害あって一利なし 解散すべきは統一教会だけじゃない
選挙で散々世話になり、教団と二人三脚で歩んできたのが自民党。解散命令に石破首相はコメントすら出せなかったが、いまなお、真相解明に目をつむり、被害者へも寄り添えない政党に公党の資格があるのか。企業・団体献金を巡る対応を見ても、この政党...
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あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき
反社会的カルト集団の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が剣が峰だ。東京地裁は25日、文科省が求めた解散命令請求について判断を示す見通し。宗教法人法に基づく解散を命じる公算大だ。経済的にも窮する教団側は最高裁まで争う構えだが、悪あ...
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統一教会「すべてを知る男」告白記事の狙い
「文藝春秋」(4月号)の特集「統一教会と自民党 すべてを知る男の告白」に覚えた違和感を記す。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関連の政治団体「国際勝共連合」の梶栗正義会長のインタビュー記事で、手掛けたのはノンフィクションライターの石...
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統一教会を追い込む3月 解散不可避の司法判断、22年の「暗闘」出版
法人解散の危機に瀕する統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をさらなる窮地に追い込む司法判断が出た。行政罰の「過料」の支払い確定だ。 文科省は2023年10月の統一教会に対する解散命令請求に先立ち、宗教法人法の報告徴収・質問権...
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N国党議員が来場するのでは…「統一教会問題」院内集会ではヒヤリとした
2月25日夕刻、日弁連主催の院内集会「旧統一教会問題等に関する実効的な被害の救済と予防のための勉強会」が衆院第2議員会館で開かれた。共催は全国統一教会被害対策弁護団と日本弁護士政治連盟(弁政連)。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)...
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スラップ訴訟で見えたのは統一教会・N国党・産経新聞の“連動”だった
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者が私を名誉毀損で訴え、1100万円の損害賠償を求めた訴訟の1審判決が出た。先月31日、東京地裁は原告の請求の一部を認め、私に11万円の支払いを命じた。 原告側が主張した訴因は5点。そ...
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韓国ロケの「イッテQ」が放送4時間前に内容差し替えのナゼ…旧統一教会が影響か?日テレに聞いた
2月2日放送の「世界の果てまでイッテQ!!」(日本テレビ系・日曜午後7時58分~)が、放送開始4時間前に番組の公式Xに内容の変更を公表、「総集編」に差し替えて放送した件。 突然の放送差し替えに動揺や憶測が広がったが、3日にな...
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旧統一教会信者が都議選に大量出馬情報…自民党に捨てられ、解散命令カウントダウンで断末魔
解散命令のカウントダウンが始まった旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の周辺がザワついている。文科省が2023年に請求した解散命令をめぐっては、東京地裁の審理が終了。今年度内に判断が示される公算が大きくなる中、別の法廷でも動きがあ...
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統一教会解散命令、山上徹也初裁判、スラップ訴訟対応…2025年も闘いは続く
年が明けた。今年の大きなトピックは、何といっても統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる動きである。 まず、解散命令。一昨年10月に文科大臣が解散命令を請求し、東京地裁で非公開審理が続いている。今月27日までに教団と国が...
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トランプ返り咲きで「外圧」期待 沸き立つ統一教会界隈
米大統領選の結果に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)関係のSNSアカウントが沸き立っている。来年1月に返り咲くトランプ前大統領が日本で審理が進む解散命令請求の風向きを変えてくれると期待しているのだ。 トランプは2021年か...
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八王子市民はなぜ萩生田光一を選んだのか…裏金問題で非公認、“統一教会キラー”にも敗れず7選の背景
自民党の惨敗に終わった衆院選。萩生田光一元政調会長が出馬した東京24区(八王子市中西部)は、最も注目された選挙区だ。裏金問題で非公認という逆風に加え、立憲民主党の対立候補は“統一教会キラー”のジャーナリスト・有田芳生氏だった。「今回...
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自民裏金議員は半数以上28人が討ち死に…旧安倍派は“大粛清”も「5人衆」は首の皮一枚で4勝1敗
「裏金議員」は死屍累々の結果となった。今回の衆院選で「非公認」、もしくは「公認だが比例重複なし」での出馬を余儀なくされた裏金議員は44人。離党や議員辞職した議員を含め計46人の当落をまとめたのが、画像の【別表】だ。実に半数以上の28人...
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自民「カルト議員」も国会から退場続出…牧原法相はボー然自失、“マザームーン”山本朋広氏も落選
この総選挙は自民党と旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との癒着が露呈して以降、初めて実施された国政選挙だった。反日カルト集団の人海戦術と組織票に頼ってきた前職は死屍累々。落選した「カルト議員」は画像の【別表〉の通りだ。党の点検結...
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旧統一教会にモーレツ支援された自民候補にトドメ!内部資料&証拠写真を鈴木エイト氏が入手
衆院選(27日投開票)が最終盤に入る中、自民党に新たな悪材料だ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる問題を追及するジャーナリストの鈴木エイト氏が、教団のフロント組織の内部資料を入手。岸田政権下で実施された3年前の総選挙で、...