あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

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 反社会的カルト集団の旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が剣が峰だ。東京地裁は25日、文科省が求めた解散命令請求について判断を示す見通し。宗教法人法に基づく解散を命じる公算大だ。経済的にも窮する教団側は最高裁まで争う構えだが、悪あがきはそれにとどまらない。

 解散命令に向けたお膳立ては整っている。文科省による質問権行使を旧統一教会が拒否した問題では、最高裁が今月上旬、過料10万円の支払いを命じた1審、2審の決定を支持。争点となっている民法の不法行為も解散命令の要件に含まれるとの判断を初めて示した。

 もっとも、宗教法人格の剥奪が迫っても、教団に反省の色はない。関連の政治団体「国際勝共連合」の梶栗正義会長は文芸春秋(4月号)で自民党とのいきさつを説明し、「宗教法人が解散になっても関連団体が解散することはないですし、私たちから自主的に解散することもありえません」と明言。選挙戦を振り返り、こうも話していた。

〈私たちが『この人をぜひお願いします。応援しましょう』と声がけができる名簿を「一選挙区につき二千名」を目指して集めていたわけです〉

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