近づく新歓シーズン…旧統一教会系サークル勧誘さらに活発化か? 学生にはこうしてアプローチしてくる

公開日: 更新日:

 東京地裁が旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に対し、宗教法人法に基づく解散命令を出した。教団側は即時抗告し、今後も全面的に争う構えだ。

 入学シーズンが近づく中、SNSでは全国各地の大学にある旧統一教会系サークルの勧誘に注意喚起する投稿が散見される。1審の判断は関連団体にどういう影響を及ぼすのか。カルト問題を20年以上取材しているジャーナリストの藤倉善郎氏はこう話す。

「文鮮明教祖が提唱した『統一原理』を研究する原理研究会(通称・CARP=カープ)は霊感商法が社会問題になる前から全国の大学に根を張り、勧誘にあたる主要組織ですが、教団と別組織であるかのように活動しています。解散命令が確定し、宗教法人格が剥奪されても、信仰や布教などの宗教活動を続けることはできる。CARPの活動への影響はほぼないように思います。教団側は地裁決定を信教の自由の侵害だと主張しているため、むしろ勧誘活動は活発化していく可能性があるでしょう」

 宗教系サークルの勧誘が最も活発になるのが、4月の新歓シーズンだ。学生にどういうアプローチをしてくるのか。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情