経済ニュースの核心
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「築地」再開発の事業者が決定…三井不動産連合に「読売」も参加する“ごった煮”状態に
「これ以上都心に人集めてどうするの」。地元中央区の住民からはこんな疑問の声も聞かれる。 東京・築地市場跡地の再開発を担う事業者が先週末、三井不動産を中心とした企業連合に決まった。都が昨夏公募し…
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日本製鉄に立ちはだかるUSスチール巨大労組と族議員たち…買収完了への道のりはまだ1合目
日暮れて道遠し──。日本製鉄関係者にとってはそんな思いだろう。日鉄が米国鉄鋼大手、USスチールに対して提案していた買収計画が先週末、同社の臨時株主総会で承認された。 だが買収実現に向けての正…
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KKR傘下の西友が北海道・九州から事業撤退へ…「西武」と同じ運命をたどるのか?
「解体・切り売りによる『出口戦略』の序章では」。流通業界関係者の間ではこんな見方も飛び交う。 米投資ファンド・KKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)傘下の総合スーパー大手、西友が北海道と九…
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小林製薬「紅麹」サプリ健康被害で思い出す…もうひとつの“コバヤシ”との不吉な符合
コバヤシ──。メディアなどを通じてその名前が報じられると「省内の空気が一瞬凍りついた」という。厚生労働省幹部のひとりが打ち明ける。 2020年、当時オリックス傘下だった中堅後発薬メーカー「小…
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ブラザー工業に丸和HD…東京株式市場で「闇討ち」「辻斬り」のような同意なき買収が続発
東京株式市場で「闇討ち」や「辻斬り」が横行している。相手先企業の経営陣の賛同がなくても強引に買収を仕掛ける、いわゆる「同意なき買収」――の続発だ。 今月13日にはミシンを祖業とするブラザー工…
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ビッグモーター、グッドスピードの再生処理案固まるも…「難路はこれから」の厳しい状況
「不正」中古車販売大手2社の処理案が今月上旬、相次いで固まった。 自動車保険金の不正請求を繰り返していたビッグモーターと、不正請求に加えて不適切会計まで発覚した東証グロース上場のグッドスピード…
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株価爆上がりの陰で進むリストラ…オムロン、ソニーIE、資生堂の狙いは?
歴史的な連日の株高に、盛り上がる大幅賃上げムード……。いささか浮かれ過ぎの気がしないでもないが、その裏でこのところ相次いでいるのが有力企業による大規模な人員削減計画の発表だ。 2月26日にフ…
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「津田沼戦争」を勝ち抜いたヨーカドーが閉店へ…空き店舗のまま“棚ざらし”の恐れも
「戦争」の遺構──と化す可能性もゼロとは言い切れない。 無論、戦争と言っても軍隊を動員して戦火を交える本物の戦争ではない。千葉県習志野市から船橋市東部にかけてのベイエリアを舞台に流通大手各社が…
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インキ最大手DICの決算が真っ赤っ赤に…ドイツ企業からの買収は失敗だった?
投資家からは落胆のタメ息が漏れる。印刷用インキとその原料である有機顔料の世界最大手・DIC(旧大日本インキ化学工業)が23年12月期で約23年ぶりとなる最終赤字に転落した。M&Aの失敗が最大の要因だ…
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金融庁がコベナンツ開示を義務付けへ…銀行側が消極的、そのワケは?
財務基盤の維持・安定性や収益力の持続性に、いまひとつ自信が持てない企業や経営者からは悲鳴も上がりそうだ。金融庁が上場企業に対し、銀行から融資を受ける際に結んだ特約事項=財務制限条項(コベナンツ)の開…
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経団連会長企業の住友化学が巨額赤字に転落…石油化学と住友ファーマの医薬品が大苦戦
双子の赤字──が経団連会長会社で総合化学大手の住友化学を「ちょっとした瀬戸際」(業界筋)に追い詰めている。本業の石油化学事業と上場子会社・住友ファーマを核に展開する医薬品事業が大苦戦。先週末には業績…
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東京メトロが株式上場へ 時価総額は1兆円規模の可能性も…実は成長戦略が見えてこない
エクイティーストーリー(成長戦略)を果たしてどう描くのか──。東京地下鉄(東京メトロ)の2024年度中の上場が固まった。発行株の53.4%を持つ国と残る46.6%を握る東京都がそれぞれ半分ずつ保有株…
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米住宅メーカーを巨額買収した積水ハウスの大勝負 約7125億円は“高値掴み”か
「大きな買い物。さすがに相手方の資産査定や経営陣の『身体検査』には万全が尽くされているんじゃないですか」。株主の一部からはこんな皮肉も漏れる。 東京・五反田の物件を巡る不動産取引で地面師グルー…
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サムスン電子が稼ぎ頭の半導体部門で赤字転落のなぜ…韓国経済の先行きに不安も
韓国産業界の巨人・サムスン電子が身もだえしている。稼ぎ頭の半導体部門が営業赤字に転落。そのうえ得意の半導体メモリー「DRAM」で世界シェア2位・同国SKハイニックスの猛追を食らっているためだ。サムス…
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蜜月から“いがみ合い”の挙げ句…大王海運が北越コーポの株を買い占めの顛末
製紙大手・北越コーポレーションと大王製紙の関係が再びキナ臭さを増している。大王海運(四国中央市)グループが昨年9月以降、北越コーポ株を市場内外で急速かつ大量に買い占め。これに対抗する形で北越が同12…
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軽自動車首位ダイハツの“自爆”で漁夫の利の…スズキは株価も反転上昇へ
相手の失策は自陣の好機──。スポーツ界では当たり前の理屈だが、これは無論、どの世界でも当てはまる。スズキの株価が上昇に転じた。 11月13日に年初来高値となる6577円をつけた後、12月14…
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アルツハイマー新薬レカネマブが販売開始 高価格だけどエーザイが「それでも不満」の背景
アルツハイマー病新薬の国内販売が20日から始まった。「レカネマブ」(製品名レケンビ)だ。エーザイと米バイオジェンが共同開発したもので、脳内に蓄積されたアルツハイマー病の原因物質とされる「アミロイドβ…
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「ベネフィット・ワン」めぐる熾烈TOB合戦の行方…「第一生命」「エムスリー」両社の狙いは
1800円以上──パソナグループ傘下の福利厚生代行サービス最大手、ベネフィット・ワンにTOB(株式公開買い付け)を実施中の医療情報サイト運営のエムスリー。これに対し先週、対抗TOBを突き付けた第一生…
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「イトーヨーカ堂」が都内屈指の好立地店から立ち退きのナゼ…ライバル「イオン」が後継テナントに
50年以上も連れ添った古女房を叩き出し、新しいカミさんを迎え入れる。しかも新旧両妻は、かねて因縁の間柄──とあっては格好の世間話ネタと言えなくもない。 流通大手、イトーヨーカ堂が「都内屈指」…
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ダイワボウHDの繊維事業売却は「英断か」…企業にとって祖業はお荷物なのか?
企業にとって「祖業」とは厄介な存在に違いない。業績不振に陥っても取引先や従業員などステークホルダーを巡るしがらみや因習などが複雑に絡み合い、なかなか抜本的な打開策を講じづらい。歴史を積み重ねていれば…