ダイエットを科学する
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スクワットはダイエット中に行う理想の運動
「筋肉量を減らさずやせること。カギを握るのは筋肉」。これがいまのダイエットのトレンドだ。食事制限でいくらやせても、筋肉が脂肪に取って代わる「隠れ肥満」になっては本末転倒。糖尿病や高血圧などのリスクをア…
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「朝食抜き」は痩せるって本当なの?
「朝食を抜いたほうが、摂取カロリーが減り、やせる」。若い女性を中心にそう信じ込んでいる人は多いが、本当なのだろうか。 この疑問にズバリ答えている本がある。「佐々木敏の栄養データはこう読む!」(…
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3食プラス「200キロカロリーの間食」でやせる
「間食すると太るので我慢している」――。ダイエット中の人の多くはこう考えているはずだ。しかし、「それは間違いです」と言うのは、「一般社団法人臨床栄養実践協会」理事長で、「せんぽ東京高輪病院」(現東京高…
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急激なダイエットは糖尿病、肝硬変、肝臓がんを招く
ダイエットをする人は「脂肪肝」に注意が必要だ。ダイエットに成功して「体が軽くなった」「寝覚めがいい」と実感する一方で、沈黙の臓器である肝臓には脂肪が蓄積され、脂肪肝になる人が多いからだ。結果、糖尿病…
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「食事制限ダイエット」でやせられるのはなぜか?
前回は米国で流行している「8時間ダイエット」と糖質制限を組み合わせて約10キロの減量に成功した、「かたやま脳外科内科クリニック」(福岡県北九州市)の片山成二院長の話を紹介した。今回はその基になる「8…
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医師も実践 1日16時間の“プチ断食”でやせられる
米国発の「8時間ダイエット」がテレビの健康番組などで取り上げられ、大注目されている。この「8時間ダイエット」を自ら実践し、高血圧や糖尿病患者などにも提案して効果を挙げている「かたやま脳外科内科クリニ…
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極端な炭水化物制限 筋肉を減らしてリバウンドの悪因に
「健康的にやせたかったら、炭水化物を含む穀物や芋類も取るべきです。脂肪の燃焼やLBMの維持に必要です」 こう語るのは女子栄養大学短期大学部の松田早苗教授(食物栄養学科・栄養学)だ。 L…
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入浴前にカテキン茶を飲めば体内への吸収率は7倍へ
前回、「入浴だけではやせない」と書いたが、間接的に入浴がダイエット効果を高めることは間違いない。 人間の体の中には「褐色脂肪細胞」と呼ばれる特殊な細胞がある。肩や首回り、肩甲骨などにわずかに…
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「入浴でやせる」は間違い
「世間では“入浴にダイエット効果がある”などといわれているようですが、間違いです。お風呂に入るだけでやせるなんてことはありません」 こう言うのは、医師であり「お風呂博士」の異名も持つ東京都市大…
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「寝不足は太る」は睡眠中のホルモンの分泌が原因
ダイエットというと運動や食事制限ばかりをイメージしがちだが、睡眠も重要な要素だ。「毎日仕事や遊びで一日中動きまわり、ダイエットの努力もしているのに痩せない」という人は睡眠不足や質の悪い睡眠が原因かも…
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デスクワーク中心で肥満ならアジやホウレンソウをとる
前回は早稲田大学スポーツ科学学術院の川上泰雄教授と、同大重点領域研究機構持続型 食・農・バイオ研究所の田中史子管理栄養士に、ダイエットに効果的な「運動法」を聞いた。今回は「食事法」だ。 必須アミノ…
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痩せたいなら食事制限よりも「急ぎ歩き」で階段上り下り
「『太る』『やせる』というのは、基本的には食べる量、摂取量と消費のバランスとその微調整能力によります。消費の割に食べる量が多ければ太ります。そうはいっても、単にやせたいからと極端に食べなければ体調を崩…
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日常生活で取り入れるべき「5つの習慣」
「ダイエットを成功させるには、生活のクセを改めるための行動療法を取り入れることが重要」 日本肥満学会評議員で東京慈恵会医科大学大学院の和田高士教授(健康科学)はこう唱える。 ここで言う…
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「やせの大食い」は食べた物の“小腸通過時間”が短い
同じものを同じ量食べているのに、太っている人とそうでない人がいる。身近に見聞きする話だ。その原因は3つあり、そのひとつが「肥満遺伝子にある」という話を前回した。では残りの2つは何か。 食べた…
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食べていないのに…“太りやすい人”が持つ3つの肥満遺伝子
ダイエットに成功できない人は、「食べずに運動すればいい」などと単純に考えがちだ。しかし、それは大きな間違い。体重増は、睡眠や咀嚼力、生活リズムなどさまざまな要素から起きている。本連載は肥満やダイエッ…