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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

夏ドラマ不作か? 櫻井翔の占拠シリーズ第3弾は「嘘だろ~」と言いたくなる

公開日: 更新日:

 櫻井翔演じる主人公・武蔵三郎の「嘘だろ~」でおなじみ「占拠」シリーズの第3弾「放送局占拠」(日本テレビ系)がスタートした。23年「大病院占拠」、24年「新空港占拠」に続く舞台は「放送局」。

 前2作に続き今回もツッコミどころ満載のトンデモドラマ。櫻井のもっさりアクションシーンも含め、ある意味、期待通りの仕上がりだ。そもそもセキュリティーが厳しい放送局を簡単に占拠できるものかっていう話だが、テレビ局を舞台にすればセットの費用を大幅削減できる。劇中に登場するのは「日本テレビ」ではなく「テレビ日本」となっているが、第1話では櫻井がキャスターの「news zero」のセットを使っていた。

 お面をかぶった武装集団の正体が誰なのか、徐々にその素性が明らかになっていくというのも、シリーズの目玉になっており、今回も「妖(あやかし)」9人は誰かという考察合戦が繰り広げられているとかいないとか。いじましいほどSNSで話題になりたいのがありありの「話題性最重視ドラマ」で肝心の中身は……。場所を変えただけでやってることは同じ。「嘘だろ~」と言いたいのは視聴者の方では。

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