著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

公開日: 更新日:

「今、東洋大といえば真っ先に名前が挙がる2人だが、支持するのは断然、フワちゃん」と語るのは同大出身の70代のフリー編集者。学歴詐称問題で揺れる田久保真紀・伊東市長(55)と昨年8月のやす子への「死んでくださーい」発信で画面から消えたフワちゃん。いずれも東洋大に在学していた。OBの目からは母校をおとしめているのは田久保市長のほうだと映るらしい。「フワちゃんは卒業していて、田久保さんは除籍となっているからというわけではない。彼女の“あがく”姿がどうにも東洋大生らしくない。僕らはもっとスマート」だというのである。

 田久保市長は法学部、フワちゃんは文学部。このOBもそうだ。フワちゃんをひいきするのは学部が同じよしみもあるが、それより東洋大の生い立ちが関係しているという。創設者は哲学者の井上円了。哲学を日本に広めようと同大の前身である哲学館を立ち上げた。哲学関連の学科を擁する文学部は「わが校の根幹」と同OBは強調する。

 フワちゃんが入ったのは文学部の中国哲学文学科。その後、同科はインド哲学科とともに東洋思想文化学科に再編されたが、同大が誇る最重要学科のひとつといっても過言ではない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり