「介護難民400万人時代」小林美希著│人ごとではない2040年問題…この国で安心して老いることは可能なのか?
「介護難民400万人時代」小林美希著
財政が厳しい中、介護保険で受けられるサービスは縮小傾向にある一方、2040年には団塊世代を含む要介護者認定のピークが訪れる。最大988万人が要介護になると予想され、介護職が今よりも約57万人必要だというが、そのメドは立っていない。結果、2040~50年にかけて400万人、高齢者の2人に1人が介護サービスを受けられなくなる可能性があるという。
就職氷河期世代で、経済苦から両親と同居してそのまま介護を担った男性や、家事も育児も任せっきりだった妻の介護に四苦八苦する団塊世代男性らを取材して介護の実際をリポート。さらに介護職の労働実態から、介護にかかるお金の問題など、この国で老いることの危うさを伝えながら、個人でできること、国に求めることを伝える。 (朝日新聞出版 990円)


















