「オケ飯!」冬森灯著│1日限りのアマチュアオーケストラを立ち上げ
「オケ飯!」冬森灯著
恋人にフラれた歌奏は、中華街の占い師から間もなく幸運の大波がくると告げられる。一生をともに過ごす相手が近くにいて、一度ほどけた縁が長い時間を経て、結び直されるという。歌奏は、親友の伶音を誘って2人が中高時代に情熱を注いだ母校のオーケストラ部の定期演奏会に顔を出す。運命の再会を期待する歌奏の前に現れたのは和垂だった。当時、コンサートでバイオリンの歌奏とチェロの和垂は2人で、フォーレの「シシリエンヌ」を演奏する予定だった。和垂の提案で曲を理解するために2人は学食でナポリタンを食べ続けたが、彼は何も告げずに転校して、音信不通となっていたのだ。
1日限りのアマチュアオーケストラを立ち上げることになった歌奏らのドラマに横浜のグルメを絡めながら描く青春小説。 (角川春樹事務所 814円)


















