白血病末期の80代女性…最期まで自分の人生と向き合う強さ
あるとき、訪問看護ステーションから、新規の患者さんについて相談がありました。
その患者さんは白血病末期で、80代前半の女性。最期のときまで、できるだけ療養生活を維持したいとのことで、在宅輸血を希望されていました。
訪問看護ステーションからの申し送りによると、もともと大腸がんを患い、ストーマ(人工肛門)も造設されています。過去には腹腔鏡手術で脇のリンパ節を切除したほか、腹膜炎の手術も受けています。
現在も現役で会社を経営されており、聡明で受け答えがしっかりしていて、コミュニケーション能力も高い方でした。病院の医師からもそのようなお墨付きをいただいていたとのことで、予後についての告知もすでに済んでいました。
さっそく訪問の日程を調整しようとしたのですが、ご本人が余命を知ったばかりで会社の処理を行っている最中とのこと。ご本人の仕事のスケジュールの合間を縫うようにして、訪問日を設定しました。
「歩いたときに息切れなどは?」(私)


















