「最期は自宅で」を支える仕組みとは…医療保険と介護保険
在宅医療とは、「通院が難しい方を対象に、医師が原則月2回、自宅や施設を訪問して診療を行う医療サービス」のこと。
利用者やそのご家族に「一番良かったことは?」とお聞きすると、多くの方が「柔軟に対応してもらえる点」を挙げます。具体的には、「状態に応じて訪問回数を増やしてもらえる」「必要に応じて往診してもらえる」「緊急時に駆けつけて診療してもらえる」──などです。
在宅医療を受ける患者さんの状態はさまざま。ADL(日常生活動作)が自立している方もいれば、寝たきりの方、胃ろうやCVポート(埋め込み型点滴)、人工呼吸器などの医療機器の管理が必要な重症の方もいます。そして、在宅医療で行われているのは、単に「治す医療」というよりも、ADLを維持しながら、その人らしく穏やかに最期まで自宅で過ごすための医療という側面が大きいのです。
在宅医療で利用される保険は、「医療保険」と「介護保険」に分かれます。
医療保険は、主に訪問診療や訪問看護などの医療行為を受ける際に適用され、年齢や収入、病気の内容によって自己負担割合が変わります。


















