慶大生「ロッカー窃盗」事件だけじゃない…「更衣室荒し」28.8%増、元警視庁刑事が教える貴重品の守り方
秋に入り、スポーツで汗を流すには心地よい季節になってきた。だが、ゴルフ場やスポーツジム、マッサージ店、スーパー銭湯など、リラックスする場所でも気を抜けない。
警察庁の最新の犯罪統計によると、2025年に全国で認知された「脱衣場ねらい」は1554件で、前年比1.6%増。「更衣室荒し」は613件で、同28.8%増と大幅に増えている。
そんな中、今年8月には、東京・渋谷区のスポーツ施設で受付のアルバイトをしていた慶応大4年の女子学生が、利用客のクレジットカードを盗み、不正に使用したとして、窃盗と詐欺の疑いで逮捕された。警視庁は、女子学生が受付に保管されていたマスターキーを持ち出し、施錠された更衣室のロッカーを開けてカードを抜き取ったとみている。
フロントに貴重品を預けたり、財布やクレジットカードをロッカーに入れたりすれば安心と思っている人も多いだろう。だが、「鍵をかけたから大丈夫」とは言い切れない。
金融機関も注意を呼びかけている。三菱UFJ銀行は、スポーツクラブやゴルフ場などのロッカーについて、「鍵をかけているから大丈夫」と油断しやすい場所こそ狙われるとして注意喚起。ピッキングなどでロッカーを開けてカードを盗んだり、磁気データを読み取った後にカードを元に戻し、被害者が気づかないうちに不正利用したりする手口も紹介している。また、キャッシュカードの暗証番号をスポーツクラブなどのロッカーや貴重品ボックスに使い回さないよう求めている。

















