点滴に大便混入「監視カメラでは防げない」背景…医療現場犯罪の共通点と、家族がすべきこと
千葉県警は15日、柏市の柏たなか病院に勤めていた元看護師・古川美由紀容疑者(51)を殺人容疑で逮捕した。今年1月30日午前4時ごろ、病院内で入院患者の男性(75)に投与されていた点滴の延長チューブに人間のものとみられる大便を混入させた疑いだ。
「男性の死因は、大便に含まれる細菌が血中に入ったことで引き起こされた敗血症による多臓器不全。古川容疑者は否認していますが、スマートフォンには『便注入、死ぬか』などの検索履歴が見つかっている。犯行はわずか1分程度とみられ、被害男性の病室を複数回訪問していたことが分かっています」(捜査事情通)
病院内の防犯カメラには、古川容疑者が被害男性の病室に出入りする姿が捉えられていたという。
■繰り返される内部犯行
病院を舞台にした内部の犯罪として、2016年には「大口病院連続点滴中毒死事件」が起きている。元看護師の女が点滴に消毒液を混入し、入院患者3人を殺害したとして逮捕された。女の周辺では3カ月で48人の患者が亡くなっていた。また、20年には茨城県古河市の老人ホームで、勤務する女が入所者に空気を注入して殺害した事件が起きている。


















