52歳JAF職員 “踏切事故殺人未遂”逮捕で浮上した「もう一つの違反」とは?
あおり運転はあったのか──。
路上に車を停止し、後ろを走っていた車を線路内にとどまらせて、運転していた男性を殺害しようとした疑いで、埼玉県警岩槻署は19日、JAF職員の男(52)を殺人未遂の疑いで逮捕した。
後続車は列車と衝突したが、男性は降車しており、列車の乗客含めてけが人はいなかった。
容疑者の男は「あおり運転をされたから腹が立った」と供述している。警察によると、男は踏切を通過したところで車を止め、踏切内の後続車の男性に注意したという。その後、警報機が鳴ったため、自身の車に戻って発車し、後続車は車に遮断機が引っかかってしまい、動けなくなったとみられる。
あおり運転の有無はともかく、後続車を危険にさらす行為は許されないが、今回の報道にSNSではさまざまな疑問が起こっている。その一つが、〈踏切って前の車が渡りきってから通るんじゃなかったっけ?〉という疑問だ。元警視庁刑事の吉川祐二氏が言う。
「仮にあおられたとしても、一歩間違えれば殺人に至っていましたから、後続車を線路上にとどまらせる理由にはなりません。ただ、一般論として道路交通法上は、踏切を前方の車が通り過ぎて、遮断機から1車両分空いたら後続車は前に進むことができます。車を運転する立場として『知らなかった』は通用せず、違反行為。今回の背景は捜査中ですから分かりませんが、容疑者の男とは別に、法的には踏切内の進入は立件してもおかしくはありません」
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