参政党
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(2)目指す「国のかたち」を理解していない熱狂的支持者たち
民主主義社会を豊かにするには多様な言論が必要だ。称賛だけではなく批判も流通するのが健全な言論空間である。 これには参政党の神谷宗幣代表も異論がないはずだ。なぜなら参院選での躍進を受けた7月20日、神谷氏自身が笑顔でこう発言し...
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(1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも
「日本人ファースト」を掲げ、参院選で飛躍的に議席を伸ばした参政党。主張や党運営には不気味な危うさが漂うが、任期6年もの間、国民はいやでも応でも彼らと付き合わされる。一体何者でどう向き合うべきなのか。参政党の監視を続ける選挙ウオッチャー...
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参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃
今月行われた参院選で、外来生物の「ジャンボタニシ」(正式名称・スクミリンゴガイ)がにわかに注目を浴びた。 参政党の奈良支部や一部党員が、過去に「田んぼにジャンボタニシをまき、雑草を食べさせる」といった内容をSNSに投稿し、大...
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日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」
7月20日投開票だった参議院選挙。日本中学生新聞の川中だいじさんは、17日間の選挙期間中、43本の取材動画をYouTubeに投稿するなどして、候補者たちに肉薄した。自公の与党が過半数を割り込む一方、新興政党の参政党が躍進するなど地殻...
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新たな連立政権は「自公+維新+参政」か「自公+国民+参政」か? 玉木財務相、神谷文科相…こんな声も流れ始める
今後の大政局を左右する自民党の両院議員懇談会が週明け28日に開催予定だ。石破茂首相は党内外に広がる辞任要求にどう応えるのか。 一つは、「石破首相では選挙に勝てないという民意が示された」として辞任を迫った麻生氏ら反石破勢力に対...
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参政党トンデモ言説「行き過ぎた男女共同参画」はやはり非科学的 専業主婦は「むしろ少子化を加速させる」と識者バッサリ
「今まで間違えたんですよ、男女共同参画とか」──。 人種、ジェンダー、医療・福祉、教育など全方位にわたって「難アリ」の参政党が振りまいたトンデモ言説のひとつは、同党の神谷宗幣代表が先の参院選の第一声で言い放ったコレだ。少子化の...
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日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」【全編】
7月20日投開票だった参議院選挙。日刊ゲンダイDIGITALで《仰天! 参院選兵庫選挙区の国民民主党候補は、県知事選で「斎藤元彦陣営ボランティア」だった》(7月6日公開)の記事をスクープした日本中学生新聞の川中だいじさんは、17日間...
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さや氏「略奪婚は人の道に反する」と否定もネットでは“今井絵理子枠”確定の皮肉…胸元露わな妖艶スタイルも
参院選東京選挙区で2位当選した参政党さや氏(43)は24日、Xで《【ご報告】現在騒がれている報道に関しまして、一点だけはっきり申し上げます》とし、こう強く主張した。 《塩入さんが離婚された4年後に結婚しております。『略奪婚』な...
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参政党の人権論はあまりにも雑…専門家による整理が必要なのは明らかだ
参政党の新日本憲法(構想案)の人権「総論」(=通則)は、まず、「権理には義務が伴い、自由には責任が伴う」と明記している(8条)。これは、当然なことである。 ただし、これを「義務を履行しなければ、権理は行使させない」と読む向き...
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参政党の公党にあるまじき「メディア排除」気質…会見場から神奈川新聞の批判記者を締め出し
「記者排除」が波紋を呼んでいる。参政党が22日、神谷宗幣代表らが出席した国会内での定例会見で、神奈川新聞記者の参加を認めなかった。 23日付の神奈川新聞によると、同紙記者が受付で名刺を渡して着席すると、スタッフから「事前登録を...
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参政党さや氏“本名後出し”には別の理由が? SNSの「本名ネタ」「身バレ」効果を戦略的に利用と識者が分析
参院選後も何かと話題が尽きない参政党だが、同党から東京都選挙区に立候補して当選したさや氏(43)の本名が明らかになった。7月23日、党の公式サイトで発表された。 その名は「塩入清香(しおいりさやか)」。これまで公表を控えてい...
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参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が
参政党旋風のシンボル、さや氏(43)に不倫、略奪婚疑惑が浮上し、芸能マスコミの耳目を集めている。 先日の参院選では本名(塩入清香)すら明らかにせず、ナゾに包まれていたが、7月24日発売の週刊文春が「秘密の夫は“22歳上のスタ...
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参政党は欧州基準では、極右ではなく「超極右」
普段は日本の政治についてフランスではそれほど報道されず、関心があまりない。「日本の首相は誰?」と一般のフランス人に聞いたら、ほとんどの人は答えられないだろう。政治家ですら、日本の首相を知らない人も結構いる可能性が高い。 8年...
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参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった
参院選で躍進した参政党が連日、軌道修正を迫られている。要するにデタラメのゴマカシだ。 23日は東京選挙区(改選数6+補選1)で2位当選したさや氏が党公式サイトを通じ、本名を公表。〈「塩入清香(しおいりさやか)」と申します。選...
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さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”
参政党旋風のシンボル、さや氏(43)をめぐるナゾの一部が明らかになった。参政党は公式サイトで23日、「本名は塩入清香(しおいりさやか)と申します」と公表し、「選挙戦におきましては、シンガーおよびキャスターとして長年親しんでいただいた...
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参政党「参院選14議席」の衝撃…無関心、自民、れいわから流れた“740万票”のカラクリ
参政党が参院で合計14議席を獲得したことで、国内外に衝撃が走っている。特に比例代表では約740万票を得た。前回2022年参院選比例で同党は約180万票を、24年衆院選では同約187万票を得た。この約200万を基礎票とすると、ごく短期...
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参政党・神谷宗幣代表「日本人ファースト」どこへ? “小麦忌避”のはずが政治資金でイタリア料理三昧
2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」。「自然を尊ぶ日本人の気質」に基づく食習慣が評価され、世界的ブームは今も続く。日本人ファーストを掲げる参政党の神谷代表はもちろん、「日本の伝統料理ファースト」かと思ったら違った。...
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参院選で参政党が大躍進 立憲民主党が「野党第三党」に成り下がりつつある現実
今回の参院選結果で、何より驚くのは参政党の大躍進である。比例代表の得票数を見ると、自民党の1281万票が第1位であるのは当然として、野党が国民民主、参政、立憲民主の順で、選挙前までは誰もが普通に「野党第1党」と呼んでいた立憲がもはや...
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参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?
20日投開票の参院選東京選挙区で、無名の新人ながら2位当選した参政党さや氏(43)が、芸能界でも話題になっている。 「HPなどに、2008年CDデビューとあるが、レコード会社はどこなのか知っているかと複数から問い合わせがありま...
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参院選では減税ポピュリズム、外国人排斥を訴える政党が伸長
先日の参院選の結果は、予想通り自公・与党が過半数を割った。一方でSNSを通じたフェイクファシズムとも言うべき潮流の中で、参政党や国民民主党が議席を増やした。この結果がもたらすのは、今後の政局の波乱、いや混乱だろう。 石破首相...
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石破首相続投こそ最大の国政停滞ではないか 民意否定の“しがみつき”に列島衝撃(下)
今回の参院選で野党第1党の立憲の獲得議席は横ばい。共産の当選者は3人止まりで、公示前の11から7へと議席を減らした。なぜ左派系の主要野党は有権者に存在感を示せなかったのか。 「核武装が最も安上がりで、最も安全を強化する策のひと...
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参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ
英BBC放送に「日本人ファーストの極右政党が躍進」と報じられた参政党の伸長は、ひと言でいうと世も末だ。 参院選の投開票から一夜明けた21日、神谷宗幣代表と当選者らは東京・新橋駅前で街頭演説。高揚感いっぱいにマイクを握った神谷...
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予想通り?参院選で敗北… 自民党「自滅の刃」は当然だが、参政党の躍進で今後憂慮される日本政治の「茶色の朝」
《この国を長年支配してきた「鬼」がついにいなくなるな》 《まさに自民党の「自滅の刃」をみているようだ》 18日から全国の劇場で公開され、早くも大ヒットしているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」を...
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「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達
いよいよ世も末だ。 排外主義的なキャッチコピー「日本人ファースト」で参院選に挑んだ参政党が躍進した。日本維新の会から三行半を突きつけられ、行き場を探していた現職の梅村みずほ議員が公示直前に入党。改選数1からのスタートで、当初...
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参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか
7月11日、歌舞伎町のとあるホストクラブが開催したキャンペーンが、参政党を巻き込んで思わぬ波紋を呼んでいます。「投票済証明書を提示すれば初回無料引換券をプレゼント」という、一見すると若者の投票率向上を狙った企画に思えますが、そこには...
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君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」
今回の参議院選で若者たちから“熱狂的”な支持を得ているといわれる参政党。代表は神谷宗幣(そうへい)、47歳。キャッチフレーズは「日本人ファースト」。トランプの「アメリカファースト」のモノマネだが、あちらは世界ナンバーワンの大国で、こ...
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参政党の「国家主権論」…神谷代表は憲法の基礎知識がなさすぎる
7月14日にYouTubeチャンネルで、神谷宗幣・参政党代表は、同党の新憲法構想案4条で「『国家主権』と書いたから国民主権じゃないとは思っていない」と語った。 結論を先に言わせてもらうと、「法律学を一から勉強し直してから口を...
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“トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」
毎日のように繰り返される“トンデモ発言”で、注目を集める参政党。最近では、東京選挙区のさや候補がネット番組で「核武装が最も安上がりで、最も安全を強化する策のひとつだ」と核武装論をブチ上げ批判が集まっているが、これはほんの一例にすぎな...
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【東京】熾烈な“女性の戦い”に…注目の4候補+αを連続直撃
▲△武見 敬三73自現 ◯◯鈴木 大地58自新 ◯◯川村 雄大41公新 ◯△塩村 文夏47立現 △▲奥村 政佳47立現 音喜多 駿41維元 ◯◯吉良 佳子42共現 △△牛田 茉友40国新 ▲▲奥村 祥大31国新 ...
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参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始
いよいよ、2日後に迫った7月20日の参院選。選挙戦序盤から台風の目となっているのが新興政党の「参政党」だ。 読売新聞の情勢調査によると、全選挙区に候補者を擁立した参政党は、東京で優位に立ち、埼玉、愛知、大阪でも攻勢を強めて接...