政治とカネ
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麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援
麻生派の「裏金疑惑」が拡大している。麻生派に所属していた閣僚経験者も、「後になって違法だったと言われても困る」──と、麻生派が裏金づくりをしていた事実を認めはじめた。ただでさえ麻生派は、総裁選で「勝ち馬」に乗るのが難しく、窮地に陥っ...
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田中金脈vsメザシの土光…自民党の金集めで頼りになった経団連に命運を握られることに
自民党が裏金問題を契機に政治資金規正法を改正する際、決して企業・団体献金の禁止に踏み込まなかったのはなぜだろう。それはある呪縛が解けないからではないか。 「政治は数、数は力、力は金」 田中角栄がよく口にした。金を集める...
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出揃う自民党総裁選の候補者たち…「刷新茶番劇」高揚なき虚ろな1週間
今週は総裁選出馬ラッシュ、連日、電波ジャックで大メディアもあーだこーだとやるのだろうが、麻生派も含めた裏金議員票が決選投票でものを言う「刷新茶番」に国民はドッチラケ。 アベノミクスも否定できず、やはり政権交代しかないと確信す...
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とうとう派閥に裏金発覚、自民総裁選を直撃!麻生太郎氏はキングメーカー争いから脱落確実
くすぶり続けた麻生派の裏金疑惑が、とうとう炸裂した。 2022年に政治資金規正法違反で薗浦健太郎元衆院議員(自民離党)が罰金などの略式命令を受けた事件。元秘書が東京地検特捜部の調べに対し、薗浦氏が所属していた派閥「為公会」(...
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献金1億円超は46年間で249社…企業・団体献金は3年で記録破棄の「もう1つの裏金」だ【表あり】
いくら大企業が儲かっても、非正規雇用の人の待遇は悪いまま。法人税率は引き下げられているのに、消費税は増税される。 東日本大震災で過酷な原発事故を経験したのに、原発を新たにつくる。化学物質「PFAS」による公害が起きても大企業...
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総裁選を腐敗政党「最後の宴」に! 雑魚ばかり14人起訴に改めて国民の怒り
同じ秘書給与のネコババで辻元清美は逮捕なのに在宅起訴の広瀬めぐみ。長期政権の腐敗・癒着、検察の忖度なのだろうが、それでも4年で14人起訴の“犯罪集団”がイケシャーシャーと「刷新」などというブラックジョーク。 ◇ ◇ ◇...
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「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か
候補者乱立の自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)は、小泉進次郎元環境相を推す菅義偉前首相(75)と、河野太郎デジタル相(61)が所属する麻生派(志公会)を率いる麻生太郎副総裁(83)による水面下の“キングメーカーの争い”など...
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石破茂にもガッカリだ…自民党にいると政治家はどんどん劣化する
党内世論を気にして、口だけ「改革」のメンメンに心底、国民は呆れているが、これが自民党の体質なのだ。 金と利権にどっぷり漬かり、批判されたらシャッポを取り換えて、反省のフリ。そんな集団にいれば、丸ごと全員腐っていく。総裁選でハ...
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小泉進次郎は裏金議員を「再処分」か? 安倍派は戦々恐々…総裁選出馬表明「1週間延期」の思惑
自民党総裁選の“本命”とされている小泉進次郎元環境相(43)が、9月6日に出馬表明することが分かった。もともと、30日表明する方向で検討していたが、台風が直撃する恐れがあるため延期したという。ただ、延期理由を額面通りに受け止める向き...
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堀井学は議員辞職だけでは済まされない 裏金集団の自民党から“足抜け”するためにやるべき3つのコト
《議員辞職が相次いでいる。説明からせずに辞めていく。状況から判断するに逮捕されそうになってやっと議員辞職しているようにしか見えない。驕り昂り私利私欲に走った犯罪集団を許してなるものかと思う。》 立憲民主党の原口一博議員(65)...
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さあ、どうする自民党…「党内一の嫌われ者」石破茂が世論調査第1位
倒錯した自民党総裁選の矛盾とお笑いを露呈したのが、世論調査を受けた自民党議員の右往左往。 裏金幕引き、ゴマカシ選挙を企んでいたのに、そうは問屋がおろさない世論の動向。だから、裏金議員に投票権を与えてはダメなのだ。 ...
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裏金自民はやっぱり反省ゼロ? 総裁選めぐり《安倍派幹部》がXでトレンド入りのワケ
《安倍派幹部》――。X(旧ツイッター)で26日、こんな言葉がトレンド入りした。 9月12日告示、27日投開票の自民党総裁選をめぐり、総裁候補として取り沙汰されている国会議員の名前の中に元安倍派(清和政策研究会)幹部がおらず、西...
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今ごろ「刷新」も何もない 誰が自民党総裁になっても国民はドッチラケ
このままでは自民党は終わるとかで、中堅も含めて乱立模様のに総裁選。これまで党の対応に異を唱えず、デタラメ改正法にも賛成した面々が「政治の信頼」など取り戻せるわけがない。さも「自分だけは違う」と言いたげな同じ穴のムジナの醜悪。 ...
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田原総一朗氏を直撃「私とカネ」 財布も持っていないし、お金のことはあんまり考えない。
今年90歳の卒寿を迎えた田原総一朗氏。悠々自適の暮らしに背を向け、「今も永田町や霞が関で取材している」と引退する気はさらさらない。幼少期は事業を営む裕福な家庭で育ったが、それが戦争で一変。家計を助けるため高校生の頃からアルバイトに明...
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かつてとは別物…自民党はなぜ変質したのか
公文書改ざん問題、旧統一教会問題、裏金問題、官房機密費の私的流用問題……。悪事の限りを尽くしてきた自民党だが、政権が何度も吹っ飛ぶような大事件にもかかわらず、追及が尻切れトンボに終わっているように見えるのはなぜか? 私事で恐縮だが、...
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裏金に香典買収…議会をクリーンにして「政治とカネ」の議論を
公職の候補者等は、当該選挙区内にある者に対し、いかなる名義をもつてするを問わず、寄付をしてはならないと公職選挙法199条の2第1項で定められている。政治家等による選挙区民への寄付の禁止である。特定の選挙に関し、寄付をすると1年以下の...
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広島県で「岸田首相とカネ」を追及する急先鋒に聞く 原動力は「地元で何もせんでええのか」
岸田首相の在職日数は、1日で1033日。戦後35人の中では岸信介元首相に次ぐ歴代8位に浮上している。ここまで延命できたのは、ひとえに野党がバラバラだから。しかし、その命運は尽きつつある。自民党の裏金事件の実態解明から逃げ、円安物価高...
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自民党・鬼木誠副大臣が地元で配布した“南極の氷”は防衛省の接待ツールだった
「違法という認識はなかった──」 しんぶん赤旗(7月30日付)の報道により、選挙区内の住民らに“南極の氷”を配布していたことがバレた自民党の鬼木誠防衛副大臣(衆院福岡2区)。こう釈明したが、公選法違反(寄付行為)を指摘する声が...
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ヘタレ自民党内に「解散恐怖症」蔓延…まさかの岸田総裁再選が急浮上
お盆明けの本格的な総裁選政局を前に凪状態の永田町だが、自民党内では水面下で、岸田総裁再選への流れがつくられているというから驚く。理由は、自民党内に蔓延する「解散恐怖症」だ。少し前までは、「岸田さんじゃ選挙に勝てないから、表紙を変えろ...
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安倍派「香典」疑惑が丸川珠代氏にも拡大!違法な会計処理は10年以上前からの悪しき慣習か
日刊ゲンダイの手元には全く同じ様式の領収書が2枚ある。どちらも発行は安倍派の政治団体「清和政策研究会」(清和研)。金額はそれぞれ1万円、日付は同じ2015年10月28日。ただし書きに「香典として」とある方の宛名は安倍派幹部だった世耕...
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俎上に上るのは雑魚ばかり…東京地検特捜部の「ワルは野放し」に国民怒り
ようやく日銀が利上げを決めたが、脆弱ハリボテ経済は 相当な後遺症を受けるだろう。場当たり政府に振り回される庶民を尻目に裏金でヌクヌクの自民党。大物に迫る気もない東京地検に再びペンキがかけられる日。 ◇ ◇ ◇ ...
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セコい裏金、私的流用、挙げ句は秘書の給与詐取…盗人にも色々いるが、自民党の卑しさは最低だ
志ではなくセコイ金集めのための政治屋稼業、ここまで腐った集団に国政を担えるはずもなし。「宝の山」を得た検察が大甘処分に怒りの世論による相次ぐ告発を恐れて、さあ次はどう出るのか。 自民に必要なのは総裁選ではなく、総辞職と解党だ...
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自民安倍派に新たな政治資金疑惑! 宙に浮いた「香典代」…収支報告書に記載ナシ
裏金事件の舞台となった安倍派の政治団体に新たな政治資金疑惑が浮上だ。2020年から22年にかけて、派閥に所属した国会議員の政治団体からの一部「収入」を一切、政治資金収支報告書に記載していないことが日刊ゲンダイの調べで分かった。問題の...
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安倍派会計責任者から不記載中止の進言を受けた幹部は誰か…マスコミは真相解明を諦めるな
事件は「生もの」。とはいえ、昨今の事件の「足の早さ」は驚くばかりだ。ついこの間まで世間を騒がせていた自民党の裏金事件である。18日には、安倍派の裏金議員のひとり、堀井学衆院議員が裏金捜査の中で判明した公職選挙法違反(有権者への違法な...
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案の定出てきた私的流用 乱立の自民総裁選は「裏金」幕引きの目くらまし
「とうとう出たね。。。」──ダウンタウンの松本人志じゃないが、案の定だ。選挙区内の有権者に香典を渡したとして公選法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた堀井学衆院議員(自民離党=比例北海道)に、新たな疑惑が浮上した。安倍派から還流...
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ドンペリ世耕弘成氏はギフト券310万円分を三越で…香典がアウトなら裏金での金券爆買いはどうなる?
裏金総額2196万円の堀井学衆院議員(比例北海道ブロック=自民離党)が公選法違反の疑いで家宅捜索を受けた事件。選挙区内の支援者らが亡くなった際、秘書や家族を通じて香典1万~数万円を渡したとして、東京地検特捜部は堀井氏の議員会館の事務...
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「第2の堀井学」は誰だ?捜査はヨコタテどちらに伸びる?裏金香典疑惑に自民議員は戦々恐々
「裏金事件の第2幕」──。そんな批判が野党から噴出している。自民党に所属していた堀井学衆院議員(比例北海道ブロック)が、秘書らを通じて有権者に香典を配った公職選挙法違反の疑いで東京地検特捜部の捜査を受けている問題だ。香典の原資が裏金だ...
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元グーグル日本法人代表 辻野晃一郎氏が喝破 無責任体質が経済停滞とデジタル化の遅れを招いている
政権与党の自民党は裏金事件の実態解明から逃げ、首都のトップも学歴詐称疑惑への説明を避け続けている。不祥事が続出する大企業トップも説明責任を果たさない。こうした無責任体質はどこからくるのか。その根本原因こそが日本の経済停滞、デジタル化...
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裏金香典疑惑で雲隠れ…堀井学議員「サウナ潜伏」を追う 赤坂から歌舞伎町や六本木へ移動か
悪事が次々と露呈している。自民党を離党した堀井学衆院議員(52=比例北海道ブロック)が、秘書らを通じて選挙区内の有権者に対し、香典や枕花を提供した公選法違反(寄付行為)の疑いで関係先を家宅捜索した東京地検特捜部は、例の裏金を原資にし...
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首すげ替えで生き残り画策の自民党にどう対応すべき? 適菜収さん「一度腐った国は元には戻らない」
日刊ゲンダイで好評連載中のコラムを書籍化した適菜収氏「続 それでもバカとは戦え」が痛快無比、溜飲が下がる激辛の政治指南書として好評だ。「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」(ともに祥伝社)など、著書50冊以上の作家が、政治とカ...