物価高対策はその場しのぎ…負けた政党同士が暴政の倒錯
議員定数削減の横暴にも呆れるがこんなもんはまだ序の口。維新がやりたいのか、高市がやらせたいのか、着々と進む国家改造。まともな自民党議員もいるだろうが、内閣の高支持率に様子見、沈黙の情けなさ。
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民主主義は原則、多数決ではある。しかし、少数意見の尊重や途中の議論をすっとばして、とにかく強行。数だけかき集めて、成立のためなら何でもアリ。実におぞましい光景だ。
もはや“天下の悪法案”である。自民党と日本維新の会が5日、衆院議員定数を削減するための工程を定めた「プログラム法案」を衆院に共同提出した。現行の定数465から1割を目標に45以上減らすと規定。1年以内に結論が出なければ小選挙区25、比例代表20を「自動削減」する条項が盛り込まれた。
民主主義の根幹である選挙制度を“強制的”に削減などあり得ない。法案の中身がデタラメなら、進め方もデタラメだ。今月17日に会期末が迫る中、自維にとって今国会中の成立が連立維持の必達目標。自維は揃って多数派工作に動き、衆院では維新を除名になった無所属3人を自民会派に取り込み、過半数をクリアした。よりによって、である。維新もよくぞ反対しなかったものだ。
参院は過半数に6議席足りないが、維新の藤田共同代表が、こちらもよりによって“排外主義”の参政党に賛同を呼びかけ。4日の会談で、参政の神谷代表は条件次第で協力する考えを示唆した。
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