日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

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 日本の存立危機事態を巡る高市首相の国会答弁から端を発した日中関係の緊張は、エスカレートの一途をたどっている。高市首相は南アフリカのヨハネスブルクで開催されたG20サミットの日程を終え、24日夜に帰国。せっかくの外交舞台だったが、中国側との接触はかなわず、緊張緩和の糸口は見えないままだ。

「我が国としては中国とのさまざまな対話についてオープンでございます」──。G20で中国の李強首相と会話できなかった高市首相は日程終了後、記者団にそう強調。「扉を閉ざすようなことはしていない」と言い張った。元外務省国際情報局長の孫崎享氏がこう言う。

「日中国交の基礎である1972年の日中共同声明で、日本は中国が対日賠償を放棄する代わりに『1つの中国』を尊重すると表明しました。その“約束”を破って踏み込んだ発言をした高市首相が、いくらオープンマインドでも、中国側の怒りは収まらない。中国にとっては日中友好を踏みにじられたわけですから。問題の答弁を撤回しない限り、日中首脳会談の実現は難しいのではないか。しばらく収拾がつかないでしょう」

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