テレビが10倍面白くなるコラム
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好調の「競争の番人」に他局や芸能プロの本音は…フジ“公取委ヨイショ”に別の狙い?
「ウチみたいな地味な役所の話で大丈夫なのかなあ」と職員も苦笑していた公正取引委員会が舞台のドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)は後半に入ってからも好調だ。弱小官庁と自虐しながら、坂口健太郎と杏の審査官…
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水卜麻美、藤井貴彦…キャスターが次々コロナ感染 “緩みっぱなし”の情報番組スタジオ裏
生放送のワイドショーや情報番組などのキャスター・アナウンサーに新型コロナ感染が広がり、“欠席”が相次いでいる。日本テレビ系では「ZIP!」の水卜麻美アナ、山本紘之アナ、石川みなみアナの3人が感染、「…
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NHK時代劇は健闘も…“7万人を斬った”大御所・高橋英樹が憂う若手俳優のヒーロー志向
NHKはこんな愉快な時代劇を、なんでBSプレミアムなんかで地味に、しかも強力な裏番組が並ぶ時間帯に放送しているのだろう。金曜夜8時の「善人長屋」は、詐欺師、美人局、盗人、贋作師など、裏稼業を持つ連中…
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自衛隊ドラマ「テッパチ!」視聴率大不振…あまりの不人気に防衛省も改憲派もガッカリ
フジテレビ系「テッパチ!」(水曜夜10時)は、自衛隊を舞台にした群像ドラマだが、あまりの不人気に、全面的にバックアップした防衛省はもちろん、改憲派もガックリだという。 これまでも「空飛ぶ広報…
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「鎌倉殿の13人」小栗旬演じる北条義時は、NHK大河ドラマ史上“最もおぞましい”主人公
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は後半に突入──。自分勝手で女好きの源頼朝を大泉洋がコミカルに演じた前半とは打って変わって、後半は御家人や鎌倉殿一族、上皇・公家たちの裏切りとだまし合い、殺し合いの…
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「イケメン共よ メシを喰え」vs「晩酌の流儀」テレ東“飯テロドラマ”美味そうなのはどっち?
熱帯夜に、惚れた腫れたのベタベタ恋愛ドラマや謎解きを追いかけなければならないミステリーは、いよいよ暑苦しくなるだけ。ボケーッと見るには、やっぱり食テロドラマでしょ。テレビ東京・BSテレ東は夏クールも…
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松山ケンイチや小栗旬も…NHK大河ドラマとTBS日曜劇場に「主演使い回し」の密約あり?
来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の追加キャストが発表され、松山ケンイチや細田佳央太を幕臣役や長男役で起用するという。これにテレビドラマ関係者から「ああ、やっぱりね」という声が上がった。またまた…
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高島彩「サタステ」vs 赤木野々花「サタ9」 土曜夜の報道番組“ガチンコ勝負”の熾烈
土曜の夜9時台にほとんど同じニュース・報道番組が並んで3カ月──テレビ朝日系「サタデーステーション」とNHK「サタデーウオッチ9」だ。どちらもコンセプトは1週間の出来事のまとめと解説で、平日の「報道…
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「マイファミリー」も「元彼の遺言状」も…春ドラマは“結末バレバレ”の凡作ばかりだった
4月クールのドラマが終了した。感想は「ありふれた結末の凡作ばかりではなかったか」──。 ミステリー小説では、「一番怪しくない人物が真犯人」というのがセオリーだが、春ドラマはまさにそのまんまだ…
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テレ朝「電脳ワールドワイ動ショー」はココが画期的 初の“考える”国際情報番組
「電脳ワールドワイ動ショー」(テレビ朝日系)は、海外の仰天映像、珍妙映像を次々に流して、呆れたり笑ったりするありがちな動画バラエティーとはひと味違う。世界各国から集めた映像を見て、「『この背景にあるの…
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TBS「東大王」はネタ切れとマンネリ…それでも“打ち切り”はない2つの強み
「東大王」(TBS系)がつまらなくなったと評判がた落ちだ。世帯視聴率6~7%はそれほど低いわけではないが、一時の十数%に比べると大幅ダウン。理由は明らかで、マンネリとネタ切れである。 「東大王は…
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サンモニの人選ミス? 新御意見番の上原浩治氏が「喝!」を気安く言えないワケ
「サンデーモーニング」(TBS系)のスタッフは、「とんだ見込み違いだった」とホゾをかんでいることだろう。張本勲に代えてスポーツコーナーの「週刊御意見番」に起用した上原浩治が、間もなく半年だというのに、…
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綾瀬はるか「元彼の遺言状」が録画視聴や見逃し再生で高支持も…素直に喜べないワケ
春ドラマもいよいよクライマックスだが、どの番組が人気なのか。最新話の世帯視聴率では、「マイファミリー」(TBS系)、「未来への10カウント」(テレビ朝日系)、「特捜9」(同)が高く、「元彼の遺言状」…
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NHK「ドキュメント72時間」と「ガイロク」地味な番組なのに毎回感動するナゼ?
NHKの「ドキュメント72時間」と「ガイロク(街録)山あり谷ありの人生、波乱万丈の感動物語」の2番組は、見ている人は毎回のように目を潤ませ、見ていない人はタイトルも知らないという地味な番組だ。 …
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みやぞん、中岡が…日テレ看板番組「イッテQ」相次ぐ不祥事でいよいよ崖っぷち
さすがにもう番組打ち切りか……。日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」でまたまた不祥事が続いている。「ANZEN漫才」のみやぞんが、富山湾の波打ち際でホタルイカをすくい捕ってその場で味わうという企…
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綾瀬はるか「元彼の遺言状」は米倉涼子「ドクターX」をパクってパロって遊びごころ満点
<容姿端麗でスタイル抜群。派手な高級スーツを身にまとい、ヒールをカツカツと鳴らしながら風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士。どんな相手に対しても物おじせず、圧倒的な法律知識とハッタリを効かせた話術を武…
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木村拓哉、二宮和也…春ドラマがジャニーズばかりのナゼ…事務所とTV局の力関係が逆転か
春ドラマはジャニーズ事務所タレントの世代争いとなった。テレビ朝日系「未来への10カウント」の木村拓哉は49歳、TBS系「マイファミリー」の二宮和也は38歳、日本テレビ系「金田一少年の事件簿」の道枝駿…
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「ちむどんどん」大森南朋もいきなり消えた…“ロス効果”に味占めたNHKの贅沢すぎる役者使い
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で坂東随一の武者・上総広常(佐藤浩市)が、忠誠を誓った源頼朝(大泉洋)に逆にはめられて斬殺され、連続テレビ小説「ちむどんどん」ではヒロインの父親(大森南朋)が心臓病…
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沖縄県出身者が次々登場!NHK朝ドラ「ちむどんどん」の深~い制作意図と期待の隠し球
今週から始まったNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は、日本復帰50年というタイミングに、沖縄の美しい海と空、滋味に富む郷土料理、陽気で穏やかな人々を、ただのんきに描こうというものではないようだ。沖…
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キャスター交代と抜擢の明暗…怒った人、落ち込んだ人、はしゃいだ人
春の番組改編で多くの司会者やキャスターが入れ替わったが、自分の交代を納得しているのかいないのか、出演の最後にはっきり表れた。 まず、見るからに憤懣やるかたなしという感じだったのは、フジテレビ…