日本版「足病医」が足のトラブル解決
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足先の「冷え」から病気が見つかるケースはあるのか?
急激に冷え込むこの季節、「足先の冷え」に悩まされる人は多いでしょう。その大きな原因とされるのが、血流の低下です。 本来、血液は心臓のポンプ機能によって全身の器官や組織を循環しています。ところ…
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医師が処方する「運動療法処方箋」とはどんなものなのか?
「座るとお尻が痛い」「足がピリピリとしびれる」「なんとなく足が重だるい」なら、「梨状筋症候群」の疑いがあります。 骨盤(仙骨)から大腿骨にかけて伸びる梨状筋が、何らかの原因で筋肉の下を通る座骨…
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弾性ストッキングを着用しています…足のかゆみの対処法は?
「弾性ストッキングをはいているのですが、夏ごろから足がかゆくてたまりません……我慢してはき続けた方がいいのでしょうか」 こう訴えるのは、都内に住む60代前半の女性。3カ月前に下肢静脈瘤と診断さ…
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肉体労働者が足のケガを放置してはいけないのはなぜ?
立ち仕事や力仕事が多い肉体労働者は、腰だけでなく足の不調を招きやすいのはご存じでしょうか。危険な作業を伴う建設業や製造業の方は安全靴の着用が義務付けられているケースが多く、足の形状に合わない靴を履き…
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ヒトの羊膜で足の傷を治す「エピフィックス」とはなにか?
足に傷ができると、通常であれば4週間以内で自然と治癒していきます。ところが糖尿病や下肢循環不全などの基礎疾患があると、血行障害や神経障害、免疫機能の低下で傷が治らなくなる「難治性潰瘍」の状態になりや…
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糖尿病で足の切断を告げられた…外来治療で回避する方法はある?
「足の指にできた靴擦れで近所の病院を受診したら、足首での切断が必要と言われて…」 こう話すのは、銀座にオフィスを構える某企業で管理職を務める50代後半の女性。糖尿病と診断されてから、忙しい生活…
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義足生活で注意すべきポイントは?体重管理は欠かせない
普段、歩こうと足を1歩前に踏み出す際は、膝を伸ばす役割を担う大腿四頭筋の力が欠かせません。下腿切断であれば大腿四頭筋への影響がないため、切断前と同様の歩行を行えます。しかし、大腿四頭筋が失われる大腿…
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足を切断した後に起こる「幻肢」に対する治療はあるのか?
足の切断を控える患者さんの中には、「義足はどういった構造をしているのか」「自分でも歩けるのか」など、切断後の生活に不安を抱えているケースが少なくありません。そういった方に対しては、下腿切断される方で…
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義足生活を快適にさせるパーツとは…摩擦を防ぎ足を保護
病気やケガで足の切断を控える方の中には、「できるだけ足を長く残したい」と訴えるケースが少なくありません。執刀医も患者さんの希望に合わせて切断部位を考慮しようとしますが、膝下で切断する下腿切断の場合、…
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筋力が衰えている高齢者でも安全に歩ける義足はあるのか?
普段、私たちが歩こうと足を1歩前へ踏み出す際、大腿四頭筋の力を利用しています。これは太ももの前面にある4つの筋肉の総称で、膝を伸ばす作用のほか膝関節の安定性の維持を担う、歩行に欠かせない筋肉のひとつ…
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義足はどういった流れで作られているのか…まずは断端管理
義足には、切断して残された足の部分(断端)を収納する「ソケット」と呼ばれる筒状の部品があります。主に熱硬化性樹脂で作られ、おのおのの断端に合うようオーダーメードで作ります。しかし、足を切断した直後は…
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国内利用者は7万人…「義足」にはどういった種類があるのか?
「義足」とは、病気やケガで足の切断を余儀なくされた方が、失われた足の機能を補うために使用する人工の足です。 義足利用者は国内に約7万人いるとされ、足の切断部位によって義足の種類が異なります。 …
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足の切断を余儀なくされ…位置はどのように決まるのか?
「足の切断が必要と告げられたのですが、できるだけ残したくて……」 この60代の男性は、15年ほど前に糖尿病を発症し、神経障害や血管障害といった糖尿病の合併症による足壊疽でかかりつけの医師から切…
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足の痛みからほかの病気が発覚するケースはあるのでしょうか?
足に痛みがあると、骨や筋肉の異常だと思い込み、安静に過ごしていれば自然に治ると考えている方もいるでしょう。しかし、足の痛みから全身の思いがけない病気が見つかるケースも少なくありません。 東北…
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肥満の人がウオーキングをする際に気を付けるポイントは?
病気の発症を予防して、健康寿命を延ばすには「1日8000歩」歩く必要があるといわれています。ただ、肥満の人が無理に歩こうとすると体重が足にのしかかり、足の痛みにつながりやすい。 ある60代後…
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足の親指を上に反らすと痛むのは病気のサインでしょうか?
「足の親指の付け根が痛くて歩けないんです。就職活動中で毎日パンプスを履かなくてはならず、ここ最近は靴に足を入れた瞬間からひどく痛むし、赤く腫れていて……」 そう話すのは、都内の大学に通う20代…
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かかとのガサガサが治らないのは病気のサインでしょうか?
足の不快な症状のひとつに「かかとのガサガサ」があります。主な原因は乾燥です。靴を履いていると足は蒸れる一方で、自宅で過ごす時間が多かったり普段サンダルしか履かないなど、素足で過ごす時間が長いと足は乾…
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足の「ウオノメ」は治療を受けた方がいいのでしょうか?
ウオノメは医学的に「鶏眼」と呼ばれ、圧迫や摩擦によって足の特定の部位に硬い角質層が形成される、足の病気のひとつです。角質が均等に盛り上がるタコ(胼胝)と違ってウオノメは中心に丸いトゲのような芯があり…
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糖尿病の人が水虫を放置するとどうなる? 13人に1人が爪白癬
足白癬(水虫)を治療せずに放置すると、足に繁殖した白癬菌が爪に入り込む「爪白癬」を引き起こします。高齢者に多く日本人の7人に1人が足白癬、13人に1人が爪白癬といわれています。爪白癬は爪が白や黄色に…
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足白癬=水虫の正しい薬の塗り方は? 放置すると全身に広がる
日本人の5人に1人が悩みを抱えているのが「水虫(足白癬)」です。カビ(真菌)の一種である白癬菌が、足の皮膚の角質層に感染して発症します。主な感染経路は、脱衣所の足ふきマットやプールサイドをはじめ、近…