高市首相の訪米につきまとう「外交オンチ」不安 トランプすり寄り一辺倒なら予算案年度内成立は頓挫必至
中東情勢が悪化の一途をたどる中、高市首相の訪米が迫っている。18日から4日間の日程で米国へ飛び、トランプ大統領との首脳会談に臨む予定だ。経済安全保障には口うるさいものの、中東からの邦人輸送はグダグダ。国家安保や外交に疎いことを露呈した高市首相は、どんな要求をのまされるのか。数の力で衆院を強行突破した新年度予算案は16日、参院で審議入り。外交オンチで国益を損なえば、固執する予算案の年度内成立は頓挫必至だ。
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イスラエルのネタニヤフ首相にけしかけられ、対イラン軍事作戦に突っ込んだトランプ大統領は出口戦略を描けず、言を左右にしている。米NBCニュースの14日(現地時間)のインタビューでは「イランは取引したがっているが、条件が十分ではないので、私は合意したくない」と発言。イランのミサイルとドローンを「ほとんどを無力化した」とし、「2日以内に完全に壊滅させる」と主張した。当初は「2、3日で終結させることも可能だ」と吠えていたが、攻撃開始から2週間あまりが経過している。
一方、イランが封鎖を試みる原油輸送の要衝ホルムズ海峡への艦船派遣をめぐっては、SNSに「中国、フランス、日本、韓国、英国などが艦船を派遣することを願っている」と投稿。NBCのインタビューでは具体的な国名を挙げずに「彼らは賛同してくれただけでなく、素晴らしいアイデアだと考えている」と自画自賛。トランプ大統領の頭の中では既成事実化していると言っていい。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「有志連合とは名ばかりで、トランプ氏の指名で戦争に巻き込まれかねない。国際法違反が濃厚な対イラン作戦をめぐり、法的評価を避けたまま訪米するのは非常に危険です。スペインはサンチェス首相が国際法違反と非難し、米軍の基地使用を拒否したため、貿易断絶をチラつかせられてはいますが、筋を通したことで戦争加担の道を閉ざした。自主憲法制定や自主独立を掲げる自民党のトップは米国に対して何も言えないのか。ちゃんちゃらおかしい」


















