プロキャディー25年 梅ちゃんのツアー漫遊記
-

今年の日本オープンは温泉三昧の贅沢な1週間でした。地下1500mから湧き出る泉質は…
殺人的な暑さが嘘のように、めっきり涼しくなりました。雨が降ると肌寒い日もあります。夏場はシャワーで汗を流せばすみますが、雨にたたられ体温が奪われると、やっぱり日本人はお風呂が恋しくなります。 …
-

スコアのカギを握るのはやっぱりグリーン次第。僕が思うパットの上手な選手は…
今年の夏も厳しい暑さでしたね。10月も中旬となり、やっと秋を感じるようになりました。グリーンキーパーのみなさんは酷暑の中、「ゴルフ場の命」ともいわれるグリーンの管理に苦労したと聞いています。 …
-

プロキャディーのSNS活用法…情報共有はもちろん、最も有効なのは“仕事探し”です
海外のプロキャディーはコースについての情報交換をしているとよく聞きますが、僕らはしないですね。個人の主観に基づく情報は当てにならないし、必要だと思えば自分で調べます。 だからといって、キャデ…
-

男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました
先月のANAオープンは、ゴルフファンならお馴染みの札幌GC輪厚Cが舞台。コンビを組んだ大嶋宝君は残念ながら予選落ちでした。男女4試合の仕事で8月は丸々1カ月北海道に滞在しました。その頃とは打って変わ…
-

私のスケジュールを大公開…やっぱりゴルフが好きでなければ続けられません
前週の日本女子プロゴルフ選手権は、大洗名物の強い海風が4日間吹かず、優勝は通算10アンダーまで伸びました。見ているファンは少し物足りなかったかもしれませんが、ショットの精度が試される素晴らしい舞台と…
-

夕方に函館出発、翌朝は千葉で試合…ウルトラハードだった17時間半の弾丸ドライブ
永嶋花音ちゃんとコンビを組んだ「ニトリレディス」の1週間前のこと。急きょ出場が決まった9月1日からの日本女子オープン予選会のオファーを受けたのです。でも、ニトリの会場は函館。日曜に試合が終わって、月…
-

契約選手が体調不良の時、キャディーはどうするべきか。判断はとても難しいけど…
4週間にも及ぶ北海道滞在は先週の「ニトリレディス」で終了しました。ニトリの優勝は鈴木愛ちゃん。僕がコンビを組んだ永嶋花音ちゃんは初日、首位に3打差の4アンダー7位と好発進を決めました。不慣れな洋芝に…
-

男女プロも贔屓にする北海道の美味しくリーズナブルな名店、教えます
今月は女子が男子の2大会を挟み、4週連続で北海道開催のため北の大地に長期滞在しています。 前週の「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れるんだトーナメント」は、苫小牧の御前水G…
-

北海道で行われる男女の熱戦は「グリーン周りからのアプローチ」にも注目してください
前週のmeijiカップ(札幌国際CC島松C)でコンビを組んだ永嶋花音ちゃんは残念ながら予選落ちでしたが、28日からのニトリレディス(北海道CC大沼C)で必ずリベンジします! 女子の間に男子2…
-

能登半島地震の被災地を訪れ愕然、生々しい現場に言葉を失い、被災者の本当の苦労が初めてわかった
前週は男子ゴルフの「リシャール・ミル チャリティートーナメント」(石川・能登CC)で大嶋宝君とコンビを組みましたが、残念ながら決勝ラウンドへ進めませんでした。 この大会は「#能登のために」を…
-

クマ出没試合で大健闘、永嶋花音ちゃんはなぜ覚醒したのか? とにかくクラブを思いっ切り振っていた
クマの出没で初日が中止。無観客で開催された新規大会の「明治安田レディス」は、小祝さくらちゃん(27)が通算15アンダーで優勝。ボクがコンビを組んだ永嶋花音ちゃん(23)は1打差2位タイと大健闘でした…
-

北海道へは大洗からフェリーの長旅がストレスフリー…サウナや露天風を堪能、ドラマ鑑賞三昧
先週のミネベアミツミレディス北海道新聞カップの会場は札幌郊外。とても涼しく予選ラウンドの時は肌寒いくらいでした。この季節は選手もキャディーも体調管理が大変です。 北海道への移動はフェリーを使…
-

練習熱心なアマチュアゴルファーのみなさん、しっかり素振りをやっていますか?
前週の木戸愛ちゃん、惜しかったな。3週前のニチレイレディスでコンビを組んだ時もいいゴルフをしてたからね。トップに追いついた本戦18番の12メートルのバーディーパットは普通は入らない。常に前を向き続け…
-

近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策
地獄の季節がやってきました。快晴無風のトーナメント会場は、まさに命の危険を感じる酷暑。日傘は有効ですが、試合中に差しているキャディーはいません。バッグを担ぎながらも、選手にドリンクや氷嚢を渡したり、…
-

岡山→新潟→静岡→兵庫…2試合で1400キロの大移動はさすがに参りました
5月の「ミズノオープン」が終わってからの2試合は久しぶりに長距離移動の連続でした。 ミズノの会場は岡山県笠岡市。バッグを担いだ大嶋宝くんは大嶋4兄弟の三男。長男の炎くんと四男の港くんもプロで…
-

タイガー・ウッズの練習風景に度肝を抜かれつつも、頭の中はサインのことでいっぱいでした
2005年の全英オープンの舞台は「ゴルフの聖地」こと、セントアンドルーズ・オールドコース。初出場の藤田(寛之)さんは通算4アンダー15位で3日目に進むも、強風に苦しみ、2アンダー39位まで順位を落と…
-

2005年全英はウッズのサインをもらうため毎日早起き。薄暗いうちから1番ホールで待っていたら…
前週のミズノオープンは、毎年全英オープンの国内予選会を兼ねています。今年は阿久津未来也君が優勝。有資格者を除く上位3人が来月、北アイルランドのロイヤルポートラッシュGCでプレーします。 僕が…
-

国内男子下部ツアーの「厳しい現実」…カートを動かすリモコン操作も選手が行う
今季のJGTO「チャレンジトーナメント」(下部ツアー)は、名称が「ABEMAツアー」から「ACNツアー」に変わり、ポイント制に移行(レギュラーツアーは来季から)しました。年間ランク20位までが来季レ…
-

藤田寛之さんを大逆転した伊沢利光さんはホールアウト後のトイレで何と言ったか
2001年ダイヤモンドカップ最終日はあいにくの雨。難コースの大洗GCではやっかいですが、初日から首位を守る藤田(寛之)さんはゾーンに入っているかのように雨をまったく気にしていませんでした。 …
-

僕は悔しくて大粒の涙…藤田寛之さんの専属時代にたった一度だけ反抗した「朝食事件」
コース戦略やクラブの番手選びで選手と意見が合わないこともあります。最後は選手の決断に任せますが、それで関係が悪くなったりすることはないですね。 試合中ではありませんが、藤田寛之さんの専属時代…
