契約選手が体調不良の時、キャディーはどうするべきか。判断はとても難しいけど…
4週間にも及ぶ北海道滞在は先週の「ニトリレディス」で終了しました。ニトリの優勝は鈴木愛ちゃん。僕がコンビを組んだ永嶋花音ちゃんは初日、首位に3打差の4アンダー7位と好発進を決めました。不慣れな洋芝にもうまく対応していたのですが、3日目にスコアを崩し、1アンダー45位でした。
大会主催者のニトリとは、多くの女子プロが所属契約をしていますが、エース的存在の小祝さくらちゃんの欠場は残念でした。今季初優勝した7月の「明治安田レディス」の次戦で、左手首痛により2日目に棄権。以後、全英女子など5試合連続の「お休み」となりました。故障知らずで、体力もあるさくらちゃんの長期欠場ですから心配ですが、焦らず治療に専念して欲しいです。
故障で思い出したのは藤野オリエさんです。2011年のワールドレディスチャンピオンシップサロンパス杯の初日の朝でした。
「梅ちゃん、ごめん! やっちゃったんです。ホテルのユニットバスで滑って、脇腹をバスタブのヘリにぶつけちゃって」
藤野さんの話では、病院でレントゲンを撮ったら、画像からは骨折しているかわからなかったそうです。