国内男子ツアーは禁煙にしたら?子供の目もある。前澤友作さんの苦言はもっともです
先月、日光CCで行われた日本オープンは、国内でもっとも権威あるトーナメントであり、真の日本一を決める最高峰の歴史ある大会ですが、僕が気になっている「風景」はいつもの試合と変わりませんでした。
少々お説教くさい話になってしまいますが、それは選手の喫煙です。練習日はもちろん、開幕してからもドライビングレンジやティーイングエリアの端で、電子たばこを吸っている選手がいました。電子たばこは「無煙」といわれているものの、多少の煙は出ますから、試合中に僕の顔に飛んでくることもある。それが嫌だと言いたいのではなく、試合を見に来た子供たちの目にどう映っているのか心配なのです。
僕は野球少年だったので、テレビでプロ野球中継をよく見ました。もしも選手がベンチでたばこを吸っていたら、僕はおそらく野球を続けていなかったと思います。
プロキャディーになった1999年当時は、電子たばこなんてありません。ツアープロはみんな「紙巻きたばこ」でした。たばこの煙で風向きを見る選手もいて、それが「格好いい」なんていわれていた時代です。その頃はジャンボ尾崎さんをはじめ、本当に多くのトッププロがたばこを吸っていたので、正直、今ほど違和感はありませんでした。


















