永嶋花音ちゃんとコンビを組んでわかったファイナルQTの戦い方
「カシオワールドオープン」が終わった11月30日、高知から女子のファイナルQT(FQT)が行われる茨城の笠間へ直行しました。会場の宍戸ヒルズCC東コースには1日午後に到着。男子の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」が行われるのは西コースですから、僕も初めてでした。
コンビを組んだ永嶋花音ちゃんは、通算6アンダー20位で来季前半戦の出場権を手にしました。
よかったぁー!
FQTの雰囲気は独特です。まず練習場から違います。通常のトーナメントなら打席の後ろには同行コーチや契約メーカーの担当者などがゾロゾロいます。この大会は選手から距離を置いたところにメーカーの人がほんの数人いるだけ。選手は最終日に向かって口数が減り、どんどん静かになっていきます。
試合中はギャラリーがいないので、もちろん声援が飛ぶことはありません。同組選手に対する「ナイスショット」の声もほとんどなく、あっても小さい。人のプレーを褒めてる余裕などないのです。
花音ちゃんとは今季、何度もコンビを組んでいたので、互いに気心は知れています。声をかけて欲しいタイミングはわかるし、花音ちゃんも僕がどう動くか、どこで話しかけてくるのか知っているので余分な神経を使うことはなかったのではないかな。会話も弾んでいました。


















