男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました
先月のANAオープンは、ゴルフファンならお馴染みの札幌GC輪厚Cが舞台。コンビを組んだ大嶋宝君は残念ながら予選落ちでした。男女4試合の仕事で8月は丸々1カ月北海道に滞在しました。その頃とは打って変わり、札幌はすっかり涼しくなり、夜は肌寒いほどでした。
この試合、最終日は石川遼君が名物の17番パー5でミラクルのチップインパーを見せ、金谷拓実君とのプレーオフとなり、金谷君が勝ちました。今でもツアーきっての人気者の遼君と、今季は米ツアーで戦い、「ポスト松山英樹」の筆頭と言われる金谷君の優勝争いでしたが、翌日のスポーツ紙に出ていたギャラリーの数はたったの2263人。4日間トータルが7975人という数字に愕然としました。
僕は男女の試合でキャディーをやるので、両ツアーの熱気の違いを肌で感じています。女子の試合は予選ラウンドからけっこうな数のギャラリーが来ていますが、男子の試合はガラガラ。今年のANAもそうでした。
プロキャディーになって間もない2000年前後の男子ツアーの風景はまったく違いました。